JICA海外協力隊の世界日記

野菜と人を育てる。

女性研修生たち ~Feto mos BELE!~

東ティモールでは、女性をサポートするNGOやプログラムなども多く、女性でも仕事を見つけることができるように、配属先の職業訓練センターでも女性研修生を多く受け入れています。

今回、新しく入ってきた農業科の研修生たちも6割以上が女性です。

一輪車を押したり、鍬を使ったり、炎天下の中で汗をかきながら土を触る仕事なので、農業ははっきり言って体力仕事です。

Feto mos bele!(女性でもできる!)を合言葉に、彼女たちも研修を頑張ってくれています。

種まきは力を使わない、手先の仕事です。

繊細な種もあるので、ここは女性の出番!

もうすっかり種まきも覚えました。

華奢な東ティモールの女性には、少し重い鍬ですが、しっかりと畝を作ることができました。

少し作業しては休み、また作業して、交代しながら、少しずつ作業していきます。

もちろん、男性よりも作業時間はかかるし、目を離すとすぐに世間話が始まるし、まだまだ至らない点もありますが、力をあわせて作業をする、ということに関しては男性よりもしっかりしているようにも思います。

研修が終わって、地元の村に戻って、例え仕事がなくても、自分たちで畑を耕して、食べるものには困らない程度の技術は伝えたいと思います。

まだ研修は始まったばかり。

彼女たちがこれから活躍してくれることを期待しています。

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