JICA海外協力隊の世界日記

モンゴルの錦織圭を育成中。

極寒。モンゴルの冬が到来!

みなさんお久しぶりです。

そろそろブログを更新しようかな〜と思い、前回のブログの日付を見てみると

なんと二ヶ月が経っておりました。

驚きです。

またもや、月日の流れの早さを感じました。

さて、モンゴルは本格的な冬が到来しております。

気温は氷点下20度を下回る日々・・・

日も短くなりました。

家を出る朝8時は、ちょうど日が昇る時間帯。

日の出と共に、

今日も一日頑張るぞ〜!という気持ちで、活動へ向かっています。

と言いたいところですが、そんなやる気に満ちた気持ちはすぐにかき消されてしまいます。笑

バス停がものすごい人。東京の出勤ラッシュを思い出します。

日本にいた頃、24時間の中で一番嫌いな時間が通勤時間でした。

ぎゅうぎゅう詰めの車内

時間に追われ焦る様子の人々

どうも好きにはなれませんでした。

そんな東京生活を思い出しながらバスを待ったりします。

しかしなかなかバスは来ません。

モンゴルは車社会です。

上の写真の通り、毎朝ひどい渋滞なのです。

苛立ちを隠せず

「行け行けーーー!」と言わんばかりのクラクションが四方八方から鳴り止みません。

そのクラクションの音に、私は毎朝イライラしております。笑

また、ウランバートルの冬と言えば、大気汚染問題も深刻化しています。

PM2.5が北京の5倍、WHO基準の約80倍という話を聞くほどです。

要因は

厳寒期にフル稼働する火力発電所の煙と、ゲル(モンゴルの移動式住居)の中を暖める石炭の燃焼による煙です。

この大気汚染が原因で、5歳未満の子どもたちの主要な死因が肺炎となっています。

煙の層がはっきりと見えるウランバートル市内。

こうやって改めて写真で見ると、今自分が住んでいる場所だとは信じがたい風景です。

「草原!!空気がきれいそう!!」

そんなイメージを持っていたモンゴルでしたが、実際に住んでみると意外とこのような問題を抱えていたのですね。

モンゴルの冬は、まだまだ始まったばかりです。

次の春まで、闘わなくてはなりません。

モンゴルの冬に打ちのめされそうになりますが、クリスマスや旧正月といった、楽しいイベントもたくさんあるので、それを楽しみに頑張りたいと思います♪

PS.

朗報!

前回のブログで綴っていた、冬期の活動場所が見つかりました。

学校の体育館です。

これで来年の春までテニスが教えられそうです。

一安心〜・・・!

では、もし良ければ次回のブログもご覧ください♪

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