JICA海外協力隊の世界日記

エクアドルの水事情

エクアドルの水事情・・その8

キト市街地人口160万人。周辺を含めると200万人越えるようです。

面積は名古屋市より少し大きいくらい。給水人口は185万人。

アンデス山脈中にあり、キト中心市街地は標高2750m。富士山の7合目ぐらいです。

市の東部は一段低く日中は暑くて年中蚊がいます・・・

赤道が通って記念碑がある北部辺りは乾燥していてサボテンが生えて、砂ぼこりっぽい。

市の南部は標高が高くなっていくので、寒くて夜や雨の日はジャンパーが要ります。

と、市内で気候が違います。

高低差があるので水圧の一定化が難しいです。

(写真はキト市北部の市場の風景)

エクアドルも人口の都市集中が激しく、新市街はビルの建設ラッシュで、水道需要は増加の一方です。

エクアドルは子供が多く、これから人口がマダ増えていく国です。中南米の周辺諸国は貧困や激しいインフレもあったりしますので、エクアドルへの移民も多いようです。

水道使用水量が年々減っている日本とは逆で、増加中です。。

朝夕の食事時間は、水道供給量が足りず、極端に水の出が悪くなる地区もあります。

(写真はキト市東部、キンチェの教会)

市内の交通の中心はバス、タクシー。

二連の大型バスが南北に三路線並んで走っています。他に青や緑や赤白のバス、他市、他地方行きの高速?バスが走ってます。

鉄道は・・早い時期に敷設した単線の線路がありますが、今は観光用で週に一日か二日ほど走るだけ。外国人の観光客しか乗りません。

バスは難しくて、最初はナカナカ何処行きなのか判りません。

地元の人は、バスの“顔”を見ただけで、サッと手を上げますが・・

(写真はキト市東部のクンバヤのショッピングセンター)

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