JICA海外協力隊の世界日記

Laugh&Health~サムサ、パフタ、ときどき医療~

村人生活のススメ

日本の、そして世界のみなさんこんにちは!

今日は私の任地、シュレーデル村について少しお話ししたいと思います。

シュレーデル村はフェルガナ州クバ郡とクワソイ郡の境界にある人口1000人ちょっとの小さな村です。
ウズベキスタンはさまざまな文化、民族の入り混じった国ですが、
フェルガナ州は国境が近いこともあり、他の地域と比較してもさらにさまざまな民族が一緒に暮らしています。
シュレーデル村も人口は少ないですが、ウズベク人、タジク人、キルギス人、韓国系移民、ロシア人が一緒に暮らしています。
他の地域ではこうした異なる民族の人々はロシア語で会話をするのが普通ですが、
私の村ではロシア語話者が少ないためか、すべての人がウズベク語で会話をしており、
他の地域の隊員には不思議に思われています。

そんなシュレーデル村へはフェルガナ州の中心フェルガナ市からクバ郡の中心地までバスに乗って1時間、
そこからさらにダマスと呼ばれる乗り合いのタクシーに乗って30分ほど行ったところにあります。
クバの中心部を離れると上の写真のような果樹園ばかりでのどかな風景が広がっています。
 

シュレーデル村はウズベキスタンでも有数の果物の産地です。
春先のイチゴから始まり、さくらんぼ、杏子、桃、ブドウ、梨、かりん、りんごと秋までいつでも果物がたわわに実った果樹園を見ることができます。
私のホームステイ先も通勤途中のおうちもみんな果樹園。
道を歩いているだけで、両手に持ちきれないほどの旬の果物をいただきます。
果物の価格が高い日本と比べると贅沢な話ですが、この村に住んでいると果物を買うことがほとんどありません。
この季節はちょうど家のぶどう棚が旬です。
写真はケリンバルモック(花嫁さんの指)と呼ばれる種類のブドウで、
ちょっと細長い実が綺麗な花嫁さんの指に似ていることからその名前がついたそうです。

村では果樹の他に中庭で牛や羊を飼っている家がほとんどです。
といっても日本の牧場のように多くを飼っているわけではなく、
1頭か2頭、家で必要になる分を飼育しています。
家の中庭だけでは足りないので、時々畑に連れて行って放牧しますが、
この放牧はどこの家庭でも大抵子どもの仕事です。
私も通勤途中に牛を畑まで連れて行って放牧するというお手伝いをしていましたが、
まっすぐ歩いてもらうのは結構難しいです。
朝、乳しぼりをするのはお嫁さんのお仕事で、
家族で必要な分以外のミルクは巡回で業者が買い取ります。
朝、トラックにタンクを積んだ牛乳屋さんが売りに来るのではなく、
買いにくる光景は最初の頃は不思議でした。

そんなシュレーデル村にあるのは保育園が1園、小中学校が1校、
そして隣のボザフール村、ヤンギチック村とを共同でみている私の配属先の診療所、
そして小さなドゥコンと呼ばれる商店が2店のみです。
ウズベク人の台所として一般的なバザールもありません。
村人の台所にのるものは家で採れた作物がメインです。
そのため、夏はいいのですが、冬になると野菜が不足してしまうのが、
私の活動上の悩みです。
栄養価のある食物を寒い冬の間も上手く貯蔵しながら食べられないか、
試行錯誤しています。

私の任地は都市部から通勤も可能なのですが、

実際に村の中に住んでみて、こうした村の人たちの生活に触れることが、

生活指導、保健指導に活かせています。


次回はウズベキスタンの看護教育について少し語りたいと思います。

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