JICA海外協力隊の世界日記

Laugh&Health~サムサ、パフタ、ときどき医療~

フェルガナ州へようこそ!

日本の、そして世界のみなさんこんにちは!

今日は私の任地、フェルガナ州についてお話ししたいと思います。
フェルガナ州はウズベキスタンの東端、キルギスと国境を接したフェルガナ盆地にあります。
州都はフェルガナ市で、周辺のアンディジャンやナマンガンに比べると比較的新しく開かれた街です。

ウズベキスタンの首都タシュケントからは約300キロ。
カムチック峠を越えてフェルガナ盆地に入ります。
公共交通機関の運行はなく、乗り合いのタクシーに乗って大体5時間~6時間で、 フェルガナ市につきます。
私たちJICAのボランティアは年に数回活動報告会があり、 ウズベキスタンでは3か月に1回の年4回あります。
3か月に一度でも、この行程を移動するのは一苦労です。
さらに、このカムチック峠を越える道は雪が積もると通行が危険なため封鎖されてしまい、 陸路での移動は不可能になります。

そんなちょっと閉鎖されたウズベキスタンの陸の孤島フェルガナ盆地ですが、
ウズベキスタンで有名なシルクの布地アトラス、さらにリシタンの陶器など、名産品がたくさんあります。

さらに他のウズベキスタンの地域とは異なり、キルギスとの国境にある山々から流れる川による
豊富な水資源があり、緑の多い地域としても有名です。

その他にもアルファルゴニー(アルフラガヌス)という9世紀の天文学者の出身地としても有名です。
フェルガナ州の州都フェルガナ市には大きな立像が立った公園があり、市民にもとても親しまれています。

このフェルガナ州では現在、5人の青年海外協力隊員が活動中です。
みなそれぞれ活動する街も職種も違いますが、集まって情報交換をしたり、イベントの際には助け合ったりして活動しています。
相談できる先輩がいるのは本当にありがたい、といつも思います。

次回は先日、フェルガナ市で行われたイベントについてお伝えしたいと思います。

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