2017/09/07 Thu
活動
お肉屋さんの衛生指導
水曜日の午前中、外に歩いていく仲良しの女性職員を発見しました。
声をかけてどこに行くのか尋ねると「ブッチャリーよ!」と笑顔。
Butcharyブッチャリーとはお肉屋さんのことです。
仕事中に夕食のお買い物にでも行くのかな~と思いながらついて行き、到着したのはこちら。
お店には誰もいませんが・・・
病院のそばに最近できたこちらのブッチャリーが、衛生的に良くないとの情報を得たため指導に来たとのこと。
しっかりとしたお仕事でした、ごめんなさい。
日本人からすると、こんな小屋がお肉屋さんなの!?と思いますが、ケニアの地方ではこれが一般的です。
こちらはビーフのブッチャリーで、お肉が吊るされていたり、大きな包丁でぶつ切りにした内臓などがたくさん売られています。お値段は500gで160円ほど。
私もたまに食べることがありますが、中に硬い骨が飛び散っていたり少し臭みがあって、調理に苦労します。
しっかり焼いているので、今のところお腹は壊していません。
店主がバイクで帰ってきました。
「砂ぼこりが入るのを防ぐために、窓ガラスをつけましょう!」
「このまな板は、木を切っただけの物ですね?しっかりとしたキレイなまな板を買ってください。」
「このお店は道路に面していて車の排気ガスがかかるので、お肉はお店の奥の方に吊るしましょうね!」
「建物に何も書かれていません。ブッチャリーと壁に書くことはできますか?」
などの指導をしました。
「わかったよ~」と笑いながら言う店主。
「食べ物を売る人は、買う人の健康を考えないといけないわ!」と少し怒り気味な女性職員。
うんうん、その通りだよ!!と言いながら一緒にオフィスに戻りました。
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