JICA海外協力隊の世界日記

Thank you ケニア♪

献血キャンペーン

献血キャンペーン!!ということで、病院の検査室の男性スタッフ達と一緒に、3日間学校をまわりました。

私のいる保健事務所と併設されているシアヤカウンティリファーラル病院は、カウンティ(日本では県にあたる)でいちばん大きな病院のため、血液のストックが多く必要とのこと。

学校側には事前に献血のお願いをしてあり、先生から生徒に案内をしてもらっています。

学校に到着し先生方に挨拶をしてから、生徒のいるお教室へ。主に16歳~17歳の男女混合のクラスでした。

生徒に向けて、献血のお願いと説明をします。

献血対象者の条件はこちら↓

・年齢が16歳以上

・体重50㎏以上

・ヘモグロビン濃度 12.5g/dL 以上

・安定した血圧

・女性は妊娠中または生理中ではないこと

・過去4カ月以内に献血を行っていないこと

・感染症や疾患などがなく薬も服用していないこと

(日本の献血対象者とは異なる部分があります)

まずは受付で、名前・生年月日・性別・電話番号を聞き名簿に記載します。

次に体重測定、血圧測定、ヘモグロビン濃度測定。

私は血圧測定と献血の補助をしました。

基準をクリアしたら、献血へ!

生徒の皆さん、針を見るのも自分の血を見るのも大嫌いなご様子。

感情表現の違いのせいか、日本人が採血をする時よりも、かなり嫌がっているように感じました。

採取した血液は、1時間半かけて都市にある専用施設に運び、検査などを行って献血できる状態にしてもらい、また病院に運ばれてきます。

検査を行ってHIVウイルスに感染していることが判明した場合は、献血を行ったスタッフから本人に直接電話をしてその旨を伝えるとのこと。プライバシー保護のため、生徒の親や学校に伝えることはありません。

献血が終わったら、ソーダと食パン一斤の半分を補給してもらいます。

献血が無事に終わり、みんな笑顔♪

今回の3日間のキャンペーン合計は89人!!

生徒の皆さん、ご協力ありがとうございました☆彡

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