ぐあぐあ日記enエクアドル

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粟島 実穂
(愛知県)

タイプ/職種
青年海外協力隊
幼児教育
派遣国
中南米
エクアドル ピチンチャ県キト市
一言メッセージ
愛知県瀬戸市の公立保育園の保育士です。そこで出会った南米出身のこどもたちの存在がきっかけとなり、現在はエクアドルの首都キト市内の幼児センターで活動中です^^

 

ぐあぐあdeエクアドル①

2018.02.15

活動

¡Hola! こんにちは(^^♪

今回は、私の活動とキトの街の様子をご紹介します。

少し長くなってしまいそうなので、今回の「ぐあぐあdeエクアドル①」では活動全体の様子を、次回②ではこどもたちの可愛いエピソードなども交えて紹介したいと思います!

私の活動内容は、配属先である「キト市慈善財団」が運営している幼児センターの巡回・指導です。

キト市慈善財団は、市内に100以上の幼児センターを運営しています。

「Guagua Centro」(グアグア セントロ)1歳~3歳対象

「CEMEI」(セメイ)3歳~5歳対象

「Guagua Quinde」(グアグア キンデ)1歳~3歳対象 

                    土日、夜間保育も有り

このように主に3種類の幼児センターがあり、私は現在「Guagua Centro」と「CEMEI」の巡回をさせてもらっています。タイトルにもある「ぐあぐあ」とは、先住民の言葉で「こどもたち」や「赤ちゃん」を意味していて、発音もとても可愛いのでお気に入りです♡

活動内容についてですが、まずは1か月ごとに各幼児センターを巡回しながら「エクアドルの幼児教育を理解する」ことを目標にしています!

幼児センターでは、国や市からの教育方針をもとに、色々な活動が組まれています。例えば、文字や数字、色、図形などは、プリントや様々な素材、玩具などの教材を使ってこどもたちに伝えています。また、日本で言う「朝の会」のような時間に今日の日付や天気などを伝えたり、週に1度「全体集会」を開き、国旗の前で国歌を歌ったりもしています。このような活動は1回約30分単位で1日に1つか、5歳のクラスでは2つ行われていました。(各センターによって異なると思います。)

また、日本でも「年間計画」や月や週ごとのねらい(目標)に基づいた「月週案」などの指導計画がありますが、エクアドルでも教育方針に基づいた「指導計画」があり、月や週、その日の活動内容などが書かれていました。カラフルなペンで書かれていたり、イラストや切り貼りしてデコレーションしてあったりするところがエクアドルらしいのですが^^

興味深かったのは、日本では各年齢のこどもたちの発達に合わせた「ねらい」があり、それをもとに活動内容を考えることが多いと思うのですが、エクアドルでは共通の「ねらい」をもとに活動内容を年齢ごとに考えていました。

会議の中でそれについて話をしていたのですが、3歳と5歳のこどもに対する「ねらい」が同じという感覚が自分の中にはなかったので、少し驚きました。活動内容が年齢発達に合っていれば良いのかな、とも思ったのですが、今まで見せてもらっていて、特に3歳のこどもたちに対する活動がやや難しいという印象を受けています。こどもたちが理解できていない状態で活動が進んでしまったり、活動の進め方も先生によってかなり個人差があるので、上手にこどもたちをフォローしながら進めていける先生とそうでない先生もいたります。

こどもたちが「なぜこの活動をするのか」を理解しているのといないのとでは、活動を通して得る成長が異なると思います。また、課題として取り組ませるのではなく、こどもたちがいかに「楽しさ」を感じられるように進めていくかも大切なことだと思っているので、巡回を続けながら観察、考察をして、先生たちに伝えていけたらいいなと思っています^^

最後に・・・

この写真は巡回先の幼児センターのすぐ近くです。奥に写っているガラス張りの建物は総合庁舎!かなり近代的です。

写真だけ見たら、日本の私の実家周辺より都会ですね・・・^^;

オフィスも多いので、スーツを着たサラリーマンやカフェでくつろぐ人たちの姿も多く見かけます。

一見すると、開発途上国と感じない雰囲気の場所も多いキトの街ですが、道路には沢山のごみが落ちていたり、でこぼこや陥没があったり、路上で物を売って生活をしている人たちがいるのも事実です。

経済や生活はやや安定していると思いますが、考えなくてはいけない問題もあります。

それは、今エクアドルで何が必要なのか、例えば私に何ができるのか、活動の進め方にもつながることだと思うので、じっくり考えながら、こどもたちやこどもたちの未来に携わる先生たちと関わっていけたら、と思っています^^