ぐあぐあ日記enエクアドル

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粟島 実穂
愛知県

タイプ/職種
青年海外協力隊
幼児教育
派遣国
中南米
エクアドル ピチンチャ県キト市
一言メッセージ
愛知県瀬戸市の公立保育園の保育士です。そこで出会った南米出身のこどもたちの存在がきっかけとなり、現在はエクアドルの首都キト市内の幼児センターで活動中です^^

 

ぐあぐあdeエクアドル②

2018.02.24

活動

¡Hola! こんにちは(^^♪

今回は、こどもたちの可愛いエピソードも交えて活動の様子をお伝えしたいと思います。

私は、日本の保育園で担任をしていた時、クラスの3分の1がペルーやブラジルなど南米からきたこどもたちで、言葉が通じなくても身振り手振りでコミュニケーションをとったり、スキンシップを大切に愛情を伝え合ったりしながら、みんなで一緒に過ごす時間が大好きでした!

その時から感じていたのですが、日本の子もペルーの子も、どこの国の子も、それぞれの個性も含めてみんな可愛い!

そして、エクアドルの子たちもやっぱりとても可愛いです♡

日本でも年中・年長児の担任経験が長かったので、活動では主に4歳5歳クラスに入らせてもらうことが多いのですが、活動が始まってから、有り難いことに、0歳から5歳まで全ての年齢のこどもたちと関わる機会を持たせてもらいました。よく「どの年齢の子が好き?」とか「やっぱり小さい子の方が可愛い?」と聞かれることが多いのですが、どの年齢の子もみんな本当に可愛いです!

例えば、2歳児は自我が芽生え始めて、色々なことを自分でやりたがったり主張したりしたい時期です。日本でも「イヤイヤ期」とか「魔の2歳児」などと比喩されることがありますが、「まだうまく表現できないけれど主張したい!」そんな成長期のこどもたちの様子は、見ていて微笑ましいです。

2歳の女の子たちふたりと一緒に絵本を見ていた時のこと・・・^^

ひとりの女の子が新しい絵本を取りに行っている間に、もうひとりの女の子が私のおひざにちょこんと座りました。そのまま一緒に絵本を見ていたら、もうひとりの女の子が戻ってきて、その光景を見てやきもちをやいたのだと思います。「ペルミッソー!ペルミッソー!」と怒りながら近づいてきました!この位の年齢の子たちによくある「先生のおひざの取り合い」です。

ちなみに、「Permiso(ペルミソ)」とは「すみません」という意味で、バスで他の人の前を通る時などに「ちょっと失礼します」というニュアンスで使っているのをよく見ていたので、「こんな時にも使うんだ!」と笑ってしまいました。

もちろん、おひざに座っている子もそんなことでは動じません。ふたりは見つめ合い、硬直状態・・・になりかけたので、そこは保育士として仲介してみんなで仲良く絵本を見ました。笑 

主張して時にはぶつかり合うことも、こどもたちにとっては大切な経験です。先生や周りの大人の人たちに仲介してもらったり、もう少し大きくなったら自分たちなりに考えて話し合ったり、うまくいったり、いかなくて困ったりする経験を通して、人との関わり方を学んでいきます^^

4歳5歳クラスのこどもたちは、先生と遊ぶことももちろんですが、こども同士でルールや場面、役割を決めて遊ぶことも大好きです。

可愛かったのは「アイスクリーム屋さんごっこ」です。

園庭の一部分をお店に見立てて(想像して遊ぶことを「見立て遊び」と言います)「何のアイスがいいですか?」とお店屋さんが言うと、「僕はレモン!」「私はいちご!」とお客さんが買いに来ます。「おすすめは?」と聞くと、「モラ(フルーツの名前)です!」とお店屋さんの好みの味を教えてくれます。「いくらですか?」と聞くと「1ドルです。」という時もあれば、「25センターボです!」と格安の時もあって、とても面白いです。

また、「お医者さんごっこ」では聴診器をつけたお医者さん役の子や、カルテを持った看護師さん役の子もいて、なぜか必ず私は患者さんの役・・・。

「頭が痛い」と言っても「お腹が痛い」と言っても、問診後すぐにおもちゃの注射を打たれます。笑 

「注射は嫌いなの!」と抵抗してみましたが、「大丈夫?」「もっと小さいのにするね。」などとフォローをしてくれた後、やっぱり注射を打たれます。注射のあと、泣くふりをしてみたら「これ飲んで。」と看護師さん役の子がジュースを持ってきてくれたり、なぐさめてくれたりしました。

こどもたちは自分の経験したことや、日常のやりとりなどを本当によく見ていて、それを遊びの中で再現して楽しんでいます。私がいつも患者さんの役であったのも、こどもたちは「患者さん」として病院に行くことはあるけれど、「お医者さん」や「看護師さん」はまだ経験できない憧れの役なので、遊びの中で再現をしていたのだと思います。4歳5歳になると、言葉の表現も様々で感心させられることも多いです。

エクアドルの幼児教育を見させてもらって、「もう少し環境を整えることで、こどもたちの遊びがもっと広がっていくはず」とか「こどもの興味を捉えた活動や遊びを取り入れると、こどもたちも先生たちも、もっと楽しいはず」と感じることがあります。

「遊びを通して学ぶ」という意識はあまりなく、教育は「課題」や「活動」を通して行うものという感覚の先生が多いので、こどもたちが戸外などで自由に遊んでいる時間に「一緒に遊ぶ」先生が少ないと感じています。教育的な活動も大切ですが、何気ない生活や遊びの場面での関わりや言葉がけも大切にして、こどもたちと一緒に色々なことを発見したり共有、共感したりすることで、信頼関係が深まっていくと思います。

こどもたちは本当に可愛くて、日々の関わりや言葉のやりとりを通して、発見があったり、思わず笑顔になって癒されたりすることも・・・^^

意識を変えていくことは難しいことですが、こどもたちの行動や言葉に含まれているその子たちの心情、それを読み取って関わることの大切さも少しずつ伝えていけたらと思っています。否定するのではなく、「こうしたらもっと良くなるんじゃないかな」という気持ちを忘れずに!

今回はこのあたりで・・・。

次回は、エクアドルの食事やキトのカフェについてご紹介したいと思います!^^♪