ぐあぐあ日記enエクアドル

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粟島 実穂
愛知県

タイプ/職種
青年海外協力隊
幼児教育
派遣国
中南米
エクアドル ピチンチャ県キト市
一言メッセージ
愛知県瀬戸市の公立保育園の保育士です。そこで出会った南米出身のこどもたちの存在がきっかけとなり、現在はエクアドルの首都キト市内の幼児センターで活動中です^^

 

*卒園式*

2019.07.30

活動

¡Hola! こんにちは(^^)/

今回は、幼児センターの卒園式について!昨年度も1回、今年度も2か所のセンターの卒園式に参加させてもらい、日本とはまた違った雰囲気の式の様子を知ることができたので、ご紹介したいと思います。

エクアドルの山岳地方の新年度は9月からです。7月から8月までは夏休みになるので(各園によって異なりますが)私の勤務先であるセンターでは、年度末である7月後半に卒園式を行いました。昨年度もそうでしたが、写真のような大きなホールを借りて行いました。前日にはこどもたちも一緒にホールへ行き、リハーサルをします。リハーサルまでには、幼児センターで最年長クラスが遊戯室に集まり、卒園の歌や言葉を練習をします。

前日には、写真のような可愛い装飾グッズがセンターに届くことも。これは、フォミックスというフェルトのような素材でできています。日本の保育園では、壁面(へきめん・保育室などの装飾)を作る時に主に色画用紙や不織布などを使用していましたが、こちらの装飾は主にこのフォミックスで作られています。ちなみに、この装飾品は装飾を作る専門の人に発注して作ってもらったのだそうです。卒園証書を持つこどもたちの装飾、とても可愛くて先生たちも大喜びでした。

さて、前日のリハーサルの様子なのですが・・・。私もエクアドルに来て、各センターで色々なイベントに参加させてもらいましたが、今までの経験から言えることは、とにかく当日まで何があるのかわからない(笑)ということです。やはり今回のリハーサルでも、当日その場で先生同士が意見を主張し合うことも、センター長の一言で新たなプログラムが加わることや、変わることもありました。その結果、リハーサルはトータル2時間半に・・・長いです。日本だったら、もしホールを借りて行うとしても、事前に下見をして(こちらの先生も下見はしています)得た見取り図をもとに、職員の動きや時間配分を話し合った上でこどもたちとリハーサルをすると思いますが、そこはやはり文化の違いもあるのでしょうね。

当日も、朝からばたばたと慌ただしく、様々なハプニングを交えながらも(例えば、音響がうまくつながらないなど)こちらの先生たち持ち前の「何とかやり切ってしまう力」を発揮しながら、式は進んでいきます(笑) 面白いなと思うのが、日本の卒園式は卒園児と保護者主体に割と厳かな雰囲気の中で行われますが、こちらでは「みんなでお祝いし、楽しむもの」という考えで、保護者向けに音楽バンドを呼んで生演奏を披露したり、アンデスの歌や踊りを披露したり、マジシャンが来たりもします。在園児によるお祝いのダンスなどもあって、華やかでとても賑やかです。

そして、写真が大好きなこちらの文化を反映してか、卒園証書を授与する際には撮影タイムも設けられています。その結果、卒園式にはトータル2時間半~3時間かかったセンターも!最後はもう先生もこどもも歌って踊って!なんていうセンターもあり、少しびっくりしましたが(笑) 「今その瞬間を全力で楽しむ」エクアドルらしい楽しい卒園式だなとも思えました。

前回の記事でご紹介した、ソーラン節を一緒に踊った子たちも卒園です。「〇〇小学校に行くんだよ!」と教えてくれる嬉しそうな表情を見て、日本の保育園の今まで見送った卒園児(教え子)たちを思い出しました。世界中、どこの国でも、こどもの可愛さやこどもたちの未来の大切さは変わりません。みんなが素敵な未来に向かって歩んでいけますように・・・。そして、そのためにも私たち先生が「こどもたちのために」楽しくがんばっていけたらと思いました。

今回はこの辺りで・・・。次回は、エクアドル第2の都市とも言われるグアヤキルへの旅行について、ご紹介したいと思います!それでは、Chao Chao(^^)/ またね!