JICA海外協力隊の世界日記

今日はキルギス日和

石鹸工房リフォーム

うー、寒い寒い!

キルギス タスマ村は毎日氷点下の日々。

それでもよく晴れた日は、雪をかぶった近くの山々と空が美しくて毎日元気をもらいます。

さて、私の配属先、石鹸生産団体「ブグエネ」では先日より、職場のリフォームを始めました。

より衛生的で効率的な生産環境を作ることが目的です。

この計画は昨年の秋頃より始めていました。

まずはメンバー同士で工房の見取り図を元に、どこになにを配置するのか、どの工程をどの部屋でやったら効率的か、今足りない物はなにかを話し合いました。

当日、意見がきちんと出るのか少し心配でしたが、メンバーからは積極的に発言があり、まとめるのが大変なほどでした。

リフォームの費用は概ね石鹸の売り上げから毎月10%差し引いて貯金していたブグエネのお金から出します。

貯金をするという習慣があまりないキルギスで、お金をすべて給料として配分せず、設備投資に回すというシステムは実は画期的です。

今回は窓と床とで電気の配線回りを改修しました。

これによって職場の保温性が増し、掃除もしやすくなりました。

夏の虫の侵入の減少も期待できます。

施工は「ブグエネ」メンバーの家族や近所のおじさんが行いました。

とても頼りになるおじちゃんたち。

キルギス人の男性は家さえも自分たちで作るので、大工仕事はとても得意です。

「ブグエネ」のリフォームはまだまだ続きます!

売上の一部を設備投資にまわすことによって、自分たちがより働きやすくなること、利益が増えることを実感してもらえたらいいなと思います。

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