日々是好日@ウルグアイ

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馬場 由美子
(東京都)

ボランティア/職種
シニア海外ボランティア
編集
派遣国
中南米
ウルグアイ モンテビデオ市
一言メッセージ
新聞記者の経験を活かし、ウルグアイで暮らす日系人の移住史を制作中です。日本最遠の地を身近に感じてください。

 

「真逆」を楽しむ

2018.01.04

生活

 2017年6月、シニア海外ボランティアとしてウルグアイにやってきました。初めての海外生活、それも南半球での暮らしは、日本と「真逆」なことが多々。ブログの初回は、新年をめぐる「逆さま」体験を記していきましょう。

 皆さん、スーパームーンはご覧になりましたか? 私が住む首都モンテビデオでも、吠えたくなるような特大の満月が夜空に上りました。降り注ぐ月光を存分に浴び、静かに正月気分を満喫しました。

 月面の「絵柄」をよく見てみてください。北半球で見る満月とは真逆、反転しています。写真左上、ミカンのヘタのようなクレーター「ティコ」は、北半球で見る満月では右下にあるはず。日本に伝わる「ウサギの餅つき」も、こちらでは逆さま。天に向かって餅をつく、不思議な構図になりますね。「赤道を境に北と南では、夜空の見え方が違う」と聞いてはいました。実際に自分の目で確認してみて、「地球って丸いんだ」とちょっと感動しました。

 この写真は1月2日未明、自宅キッチンの窓辺から撮影したものです。望遠レンズも三脚もないので報道用の一眼レフをトースターに立てかけ、息を止めてシャッターを切りました。月が沈むのを見届けて、ついでに日の出も堪能し、豊かな気持ちで床に就きました。

 

 この窓からはいろいろな風景が楽しめます。大晦日から元旦にかけては新年を祝う花火がにぎやかでした。日本の花火は「ドーン」という重低音と共に大輪が花開くプロ仕様ですが、ウルグアイでは大人も子供もそこここで気軽に打ち上げます。「パンパンパンパン」と連発型で、爆竹に近い感じです。そして結構な量の火花が低めの位置で散るので、違った意味で迫力があります。

 何よりも「真逆感」が強いのは四季。こちらは今、夏真っ盛りです。クリスマスも年末年始も猛暑の中で祝います。

 近所のビーチは海水浴を楽しむ人たちで連日にぎわっています。白い砂浜に打ち寄せる波。でもここ、海辺ではなく河辺なのです。大西洋にそそぐラプラタ河は市民の憩いの場になっています。

 ウルグアイの人々は日光浴が大好きみたいです。でも私は皮膚が弱いので、ビーチは眺めるだけ。日焼け止めを塗りたくり、散歩に徹しています。

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 わくわくしたり、がっかりしたり、ひやひやしたり、ほっとしたり。毎日いろいろありますが、それぞれが唯一無二の日。

 縁あって365日×2年間、ウルグアイで生きることになりました。日本から最遠、地球の真逆に位置する国で、あれやこれやの「日々是好日」を綴っていきます。