JICA海外協力隊の世界日記

キルギス便り

5. 美術の授業

こんにちは!

今回はキルギスの美術の授業について少し紹介します。

キルギスでは、美術の授業が3つの種類に分かれています。

1つめは「絵」の授業。

この授業は1年生ー7年生までの生徒が受けます。私の活動先では主に風景画や自画像などを描きます。

2つめは「製図」の授業です。

製図の授業では専用の教科書があり、8年生から上の学年が学びます。

3つめは「技術・家庭」の授業です。

これは女子と男子で制作するものが違います。

教科書などはなく、5年生から7年生までが勉強します。

今日はこの「技術・家庭」の授業の様子をお届けします。

女子は、刺繍や組紐、座布団カバーなどを作る課題が与えられます。

私の配属先では好きなものを作っていいよというスタンスが多く、人形の服を作る生徒もいます。

刺繍をする時には、針金で刺繍枠をつくりそこに刺繍を施す布を縫い付けていきます。

そして鉛筆でデザインを描き、縫っていきます。

糸は、再利用!使わない服や布、編み物についていたものを各自家から持参します。

他のものを作る時も同じです。家にある布や使わない服などを切って、それらを再利用します。

男子は、主に馬具を作ります。

紐で頭絡という部分を手で編んだり、鞭を編んだりします。

2人1組になって、容量よく編んでいきます。

私が住んでいる村では、ほとんどの家庭に馬や羊、牛などの家畜がいます。

馬が移動手段!小さな子どもでも馬を上手に乗りこなします。

すごいです!笑

次回、他の授業についても紹介したいと思います。

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