JICA海外協力隊の世界日記

サーミヤコーチのスーダン滞在日記

スーダン名物!?ハブーブ!!!

アッサラームアライクム!(こんにちは)

スーダンは砂漠気候のため、冬でも日中は30度を越え、夏は50度にもなります。
夏は4月〜6月とされているのですが、夏の間にやってくるスーダン名物!?の自然現象が先週ついに起こりました。

3月29日(木)


起きると窓の外が赤い・・・

「やばい!夕方や!」

と飛び起きると、まだ朝の6時半。

不思議に思いながら窓の外を見てみると…

なんだこれ…まさか、これが…

きーーーたーーーー!!初ハブーブ(砂嵐)!!

去年10月にスーダンにやって来てから、
冬(それでも日中は35度)を越え、ついにハブーブシーズン到来です。

今回は夜のうちに発生したようで、日中に起こると砂煙が街を飲み込んで行く様を見ることができるそうです。

この日は4月から週に2回体育に行かせてもらう学校の設備等のチェックに行く日だったので、一応電話で確認。

「おお!サーミヤ!!11時に待ってるよ〜♪」

え、なんか普通…w

恐る恐る、多少ワクワクしながら外に出ると、
砂の匂いがすごい!100メートル先くらいまでしか見えない!!

でも、バスはいつも通り運行しており乗っている人が少ないわけでもなく、近くのガソリンスタンドは通常通り営業中。

夕方ユースセンターへ行くと、子どもたちはいつもと同じように外で遊んでるし、

なんなら、「太陽が当たらないから涼しくていいね!!グッ」って、頭に砂を積もらせて笑顔で話してくれました。

た、たくましい…!

スーダン人にとってはハブーブは特別ではなく、日常の中の一コマ。
ずっとずっと昔から砂と共存して、ここで暮らしてきたのです。

ハブーブ初体験の私はといえば、目の痛みと鼻水、そして部屋の中まで入り込んだ砂の掃除に苦戦しつつ、

ハブーブの洗礼を受けて、また一歩スーダンに近づいた気がして嬉しくなったのでした。

次回は活動先の紹介を投稿させていただきます!

また見に来てくださいね!

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