JICA海外協力隊の世界日記

ホイアン交差点

展示改善第2段階突入

こんにちはー、ちからです。

私の活動期間も、残すところ4ヵ月となりました。

現在進めている、ホイアン博物館、歴史文化展示室の展示改善業務ですが、第1段階が無事終わり、第2段階に移りました。第2段階では、展示の基本であるコンセプトに重点を置き、そこから再度話し合っていきます。

1年半以上、こちらの話し合いのスタイルを見てきましたが、口頭のみでのやりとりが基本です。そして、たまに話題が飛んだり、収集がつかなくなることも。今回からは付箋を導入しました。話し合いで何を決めるかを最初に述べ、1つのアイデアや意見につき、1枚の付箋に書いてもらい、そうして挙げたものたちを基に話し合っていきます。KJ法とまではいかなくても、話し合いのツールとしてやはり有効です。

話し合うなかでよく同僚たちが口にするのが、「Khó(難しい)」という言葉。現在の研究状況でまだ解明されていない歴史事象もたくさんありますし、歴史自体も単純なものではないです。それを展示という具体化された形にすることは難しいことです。そして、それを「考える」ということにより重点を置いて業務を進めようとしているので、さらに難しいと感じるようです。私も同じくそう感じます。ただ、これが楽しいところなので、「とりあえずやってみることが大事」と連呼しています。話し合うなかで私も教えてもらうことばかりです。このやりとりの中で、よい感化がお互いに生じることを期待しています。

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