JICA海外協力隊の世界日記

ホイアン交差点

帰国して1ヶ月

こんにちはー。ちからです。

2年の任期を終えて、日本へ帰国し、1ヶ月が経ちました。

活動の終盤では、毎日いろいろなことが目まぐるしく動き、なんとか活動に節目をつけることができた、という感じでした。最後の最後まで、現地の方々に支えられた2年間でした。

さて、日本に帰国してまず気づいたのが、日本にいるベトナム人の数が、明らかに2年前よりも増えていることでした。ホテルの従業員、居酒屋のスタッフ、コンビニの店員、駅では学生らしき人達、あらゆるところにベトナム人がいて、びっくしました。

そして、日本での生活。空調や環境が整った設備、欲しいものがすぐ手に入るお店、整然とした道路、静かな公共交通機関、何を言っているかすべてわかる周囲の会話・テレビ、などなどなどなど。日常生活のなかで入ってくる情報量が非常に多いですが、予想していたよりも違和感なく、日本の生活に馴染んできています。

ただ、ベトナムにいたときよりも、自分がいる世界のことを把握できる今の状態に身を置いてみてわかったことは、ベトナムの2年の暮らしがあっても、自分がどれだけベトナムのことをわかっていなかったかが、よくわかりました。彼らの目には、どういう風に自分が映っていたんだろうと、今になってとても客観的に想像できます。日本に来ている外国人への、自分の見方も変わりました。

 わたし自身は、ご縁があって、今後も元配属先と引き続き繋がっていく予定です。今後は、協力隊派遣期間中の経験を活かしつつも、また違った視点で、ベトナムの方々と交流していけるだろうと楽しみにしています。きっとこうやって、どんどん物の見方が変わっていくんでしょう。派遣期間中に知る事がすべてだと思っていましたが、帰国してからわかることが結構あるんだということに気付いた、帰国後1ヶ月目でした。

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