JICA海外協力隊の世界日記

東ティモール食堂

出張デモクッキング

今月は6回あります、出張デモクッキングに行ってきました、

だいたい参加者いつも30~60人です。

前回から依頼主が変わってWFPとローカルNGOのアローラファンデーションという所からの依頼で車で1時間ほどの集落に来ました。WFP主催なので予算も余裕があります。そして初の日本人一人でのチャレンジもしてみました。

印象として東ティモールの保健省の人達よりも理解している印象を受けました。たぶん外国人からのトップダウンで知識を詰め込まれて考える機会がたくさんあるのかなと思いました。

やはり途上国なのでみんなあまりお金がないのが正直なところです。

なので主に伝えたいのが普段食べない野菜の皮、ヘタ、キャベツのかたいところ等を捨てる前に湯がいてダシを取れば乳幼児への減塩も出来て、しかもおいしいよということです。

乳幼児への離乳食も含めて、今回もこれにご飯を入れてお粥を作りました。

その後は豚のえさにしましょう~と伝えて・・・

これにはトリの骨なんかも入ってます。これは後で犬が食べます。犬も豚も後で人間が食べます。

すげ~全く無駄がない、日本も見習わないといけないですねぇ~

お母さん達みんなに毎回好評でとてもやりがいを感じます。

この国に来て自分の中で決めていることがあります、なにか頼み事をされたら自分が出来ることはできるだけ断らない、微力ですが誰かの役に立てる、誰かに必要とされるのは嬉しいことです。

作り終わって食べてもらったこの瞬間のリアクションが嬉しくて料理人しているようなものです。

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