JICA海外協力隊の世界日記

世界一暑い国の空から…

67.大河の一滴

こんにちは。2018年度1次隊ジブチ派遣(青少年活動)の遠藤浩之です。

今回は,活動先CDC(地域開発センター)で行った教育活動の1つを紹介します。

これまでも何度かプログにも書いていますが,ここジブチでは,屋内屋外関係なくごみのポイ捨てが習慣化してしまっています。

ジブチで生活しているとどうしてもこのごみ問題が気になります。

そこで今回,他の隊員と協力してジブチの子どもたちに環境に関するアクティビティを実施しました。

内容は簡単です。

大きな段ボールを使って,ごみ箱を作るというものです。

①きれいな海,そうでない海の写真などを見せて環境への意識付けをする。

②本時の課題「ごみ箱を作る」を提示する。

③ごみ箱に装飾する絵,アルファベットの色塗りと切り抜きをする。(その後貼り付け

※アルファベットは組み合わせるとpoubelle(フランス語で「ごみ箱」の意味)などになる。

④切り抜いて残った紙などのごみを集めて完成したごみ箱に捨てる。(その後完成したごみ箱はCDC敷地内に設置)

案の定,子どもたちは切り抜いたあとのごみを当たり前のように床に捨てていました。

しかし,その分④の活動の意味がでてきます。

(こちらとしては思惑通り。)

ごみのポイ捨てという悪しき習慣が広く浸透してしまっているジブチで,今回の活動は本当に「大河の一滴」だと思います。

意味はほとんどなかったかもしれません。

こちらの自己満足かもしれません。

しかし,子どもたちが一生懸命色塗りや切り抜きをしていたことは事実であり,彼らにほんの少しの変化が見られれば意味があったのではないかと思います。

草の根レベルで活動を行う私たち隊員ができることは本当に小さなことです。

けれども,その小さな一滴の水が集まって大きな海を作るのだと信じたい。

ジブチの未来をつくる彼らに「ごみはごみ箱に捨てる」という意識が少しでも育まれていればと願うばかりです。

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