JICA海外協力隊の世界日記

南米サッカーコーチの滞在日記

配属先で活動を始めて早一年

こんにちは。
2018年度1次隊、ボリビア派遣(職種:サッカー)の遠藤です。
第30回目となる世界日記は、任地での活動を始めてから一年が経過したお話です。

青年海外協力隊としてボリビアに到着したのは、2018年の6月末。
しかし、実際に自分の配属先で活動を始めたのは、8月5日。
なぜ1ヶ月ほどの空きがあるのかというと、ボリビアに到着してから1ヶ月ほどは語学学校での語学勉強があったりJICAボリビア事務所でのオリエンテーションがあったり、『配属先で活動するための準備』として、いろいろとやることがあったんです。

自分の任地で活動を始めたのが、2018年8月5日。
それからもう一年が経過しました。
配属先に到着したばかりの頃は、スペイン語も堪能ではなかったため意思疎通もうまくいかなかったり、同僚の言っていることが全然理解できなかったりして苦労する毎日でした。

それでも同僚は辛抱強くぼくの意見に耳を傾けてくれましたし、ぼくが理解できるまでなんども説明してくれました。
今でもぼくのスペイン語は完璧ではありませんが、任地に来たばかりの頃と比べたらかなりマシです。
ここ一年で自分の成長を感じるとともに、配属先の同僚の助けがなかったらここまでやってこれなかったなと感じています。

ぼくが配属先に来てからクラブの様子が大きく変わったとは言えませんし、なにか劇的な変化が起きたわけでもありません。
ただ毎日の活動のなかで、日本人の『規律』『気遣い』『礼儀』といった部分を身を以て体現してきたことで、子供たちのちょっとした変化を感じることはできています。
ぼくがいなくたってこのサッカークラブはこれからもずっと成り立っていきますが、『いると助かる存在』『ちょっとでもプラスな影響を与えられる存在』として、残りの任期も頑張って活動していきます。

もう任地に来て一年が経ったと思うと本当に早く感じますが、残された時間を大切に、自分が楽しむことも忘れずにやっていきたいです。

それでは今回はこの辺で。
Chao!!

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