JICA海外協力隊の世界日記

南米サッカーコーチの滞在日記

サッカーの素晴らしさ...短期ボランティアの声③

こんにちは。
2018年度1次隊、ボリビア派遣(職種:サッカー)の遠藤です。

第9回目となる世界日記も、短期ボランティアの日記のご紹介。
今回で3人目の日記となります。
彼らが現地で感じたことを自分自身で言語化して伝えていくことで、日本にいる人たちにボリビアの面白さを知ってもらったり協力隊に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

それでは早速いきましょう。
以下より短期ボランティアの日記です。
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Hola!!
2018年度短期ボリビア派遣の外田晏堂(ほかだ あんどぅ)です。

早いものでボリビアにきて半月以上が経ち、活動も残り半分を切りました。
今回は半月の間に僕が最も強く感じたことについてお伝えしていきます。

僕がボリビアにきて1番強く感じているのは、サッカーの素晴らしさです。
これはスクレでより強く感じたのですが、ボリビアでは裕福ではない家庭も多く、無理してサッカーにきている子供たちがいます。
ボリビアでは、そんな子供たちに対してお金がなくてもサッカーを楽しめる環境を作っていたり、サッカーを通して成長する手助けを行っていました。

また、金銭面がきつい中でも無理してきているため、子どもたちは本当にサッカーが好きです。
最初はいいものを提供しないといけないと張り詰めていたのですが、一緒にサッカーをすること自体に喜んでくれる、日本にはあまりない感覚に感動しました。

他にもサッカーを通して多くの人と出会えたこともサッカーのおかげです。
ホームステイ先やコーチ陣はとても優しく1つのfamilyのように温かく接してくれました。
ボリビアの方だけでなく、こっちで出会う日本人の方々からも多くのことを学び、出会いの素晴らしさを実感しています。
子供を笑顔にできたり、多くの人と繋がりを持てるサッカーに改めて強く魅力を感じています。

残りの活動期間では、子どもたちにサッカーの魅力を伝えるとともに、新しい出会いや環境の中で自分自身を成長させていきたいです。

今回はサッカーを通じて感じたことしか紹介できなかったのですが、日々の生活の中でも多くの経験ができています。

そんな活動を支えてくれる長期ボランティアの方や見えないところでサポート・支援してくださっている全ての方々に感謝しながら、残りの期間有意義な活動を送っていきたいです。
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以上が短期ボランティアの日記です。

ぼくもこうして海外でサッカーに関わる活動をしていく中で、サッカーの素晴らしさは何度も感じています。
・ボール1つあればできるところ
・一気に大人数でできるところ
・言葉なんて通じなくてもできるところ
・1度一緒にプレイしたらもう友達になれるところ

あげればキリがありません。

それにこの外田さんの日記にもあった「一緒にサッカーをすること自体に喜んでくれる」というセリフ。
ボリビアの子どもたちからしたら、日本人と一緒にサッカーができる機会なんて本当に貴重なわけです。
短期ボランティアにとってもこの活動は貴重なのは間違いありませんが、現地の子どもたちにとっても貴重な体験なんです。
お互いにとって貴重な経験となりうる活動。
そのツールが「サッカー」なわけです。

何度でも言いますが、サッカーって素晴らしい。
これに尽きます。

残りの活動も有意義なものにしていって欲しいですね。

それでは今回はこの辺で。
Chao!!

*この短期ボランティアの日記は2月24日に書いてもらったものなので、公開日とは時差があることをご理解ください。

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