JICA海外協力隊の世界日記

It is Mozambique!

ナカラ水事情

以前にご報告したかもしれませんが、

他のものが無くとも、これだけは絶対に無いと困るもの、それは「水」です。

上水設備が整っていないナカラでは、水は自宅のタンクに溜めて、大切に使います。

ということは、まずはタンクを用意しなければなりません。

上記は私の家のタンクです。

日本であれば、そのような生活インフラの工事は政府が実施するもの、

と思うのが普通ではないでしょうか。

しかしここはモザンビーク。

人々に、政府に頼るという感覚はありません。

うまく撮影できていないのですが、上記と下記は、庭の地面を掘ってセメントで固めた大きな穴です。

その中に水を溜める大きなタンクを入れます。

私の友達は、家も水道設備も、自分で作っています。

モザンビークでは、鶏肉は自分で皮を剥ぐし、家もブロックとセメントを買ってきて作るし、水道設備だって自分で用意する。

モザンビークの友達から見たら、私は何もできない人間なのだろうな、と思います。

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