JICA海外協力隊の世界日記

これがみんなのanother sky

七夕のイベント

アルカージ日本語学校で毎年恒例の七夕のイベント。

今年は少し遅れて、7月13日(土)に行いました。

例年、みんなで「たなばたさま♪」を歌い、短冊に願い事を書いて笹の葉に飾っています。

ウチの七夕自慢は、ほんものの金魚すくい!!

金魚をすくう道具、「ポイ」も先生たちの手作りで。針金でできた外枠に、薄い紙ナフキンを一つひとつ糊で貼り付けて作っています。

金魚すくいは、七夕で子どもたちが一番楽しみにしている遊びです。

そして今年は少し趣向を変えて、劇の発表も行いました。ブラジル日本人移民の歴史を題材にした劇です。

土曜日にしか全生徒が集まらないアルカージでは、練習時間が全然足りなくて、みんな台本を読みながら演じちゃっていますが・・・。

とってもよく作られた台本ゆえ、演じる生徒にも、観ている親やおじいちゃんおばあちゃんにも、いろいろなものを感じてもらえる劇です。

最後は学校生徒全員でゲーム!

私も子どもの頃やった記憶のある、新聞紙ゲームを一つ用意しました。どんどん小さくなっていく一枚の新聞紙に、全員で最後まで乗れていたチームが勝ち。

小さく折られた新聞紙に全員で乗るために、肩車におんぶに抱っこ、不思議なポーズが次々生まれ、みんな大爆笑の嵐でした。

配属先の学校で、ボランティアとして自分が計画・準備し、生徒に練習させてきたこのようなイベントが終わると、いつも達成感より「もっとできたのに」と、悔しい思いばかりが残ってしまっている私ですが、

「先生、ご苦労さま」

「いや~、今日はよく笑った、笑った」

「今までで一番楽しい七夕だったよ」

などと声を掛けてもらえること、こういう言葉を、もっと素直に受け止める心も自分に必要かもしれない、と思うのでした。

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