JICA海外協力隊の世界日記

赤道直下滞在記

職場懇親会

8月中旬、私の活動先の会社で社員20名全員が参加し、職場近くのリゾート施設で職場懇親会がありました。例年はビーチに泊りがけで行くそうですが、今年は地震の影響で異なる趣向の懇親会とのことでした。

懇親会では、職場を10名ずつ青チームと黄色チームに分けて競い合うことになりました。その4日前には、社長を含め1時間半にも及ぶ熱い会議が行われ、チームのユニホームや競技の内容が決まりました。

競技は、(1)ナイペ(Naipe)というカードゲーム、(2)サッカー、(3)リレーが予定され、懇親会前日にはユニホームが全員に配られ、同僚もテンションが高くなっていました。(上の写真はカードゲーをしている様子)

競技の中心はやはりサッカーです。バナナ農園に囲まれた芝生のサッカーグラウンドで15分ハーフの試合をしました。サッカーの時、最も驚いたのは、男性・女性、年齢に関係なく、全員がサッカーシューズを持っていたこと。さすが南米と思いました。そういえば会議のとき「ヨシ(私は職場でこう呼ばれています)はサッカーシューズを持っているのか?」と心配されたのを思い出しました。私はテニスシューズで参加し、初めてプレーする芝生のグラウンドに足を滑らせ、何もないところで一人転んでいました。

試合は、前半を私の所属する青チームが黄色チームに0-1とリードを許した状態で終了しました。後半は青チームが追いつき、その後黄色チームがPKで1-2とリードし、最後は私の同僚が同点ゴールを決め、2-2の引き分けで終了しました。

私はあまりボールにも触れず、グラウンドを走り回るだけで息が上がっていました。唯一活躍できたのは、終了間際の黄色チームのフリーキックのゴールを防いだことでした。25年以上サッカーはプレーしたことがなかったのですが、飛んできたボールに、とっさに足を閉じてボールを弾き、ゴールを防ぐことができました。(上の写真はサッカーの試合の様子。日差しが強いので、私も帽子をかぶったままプレーしました。

サッカーの後は皆で昼食を食べ、再びカードゲーム。その後はカードゲームが盛り上がったので、そのまま夕食で解散となりました。

サッカーの試合で私が足を閉じてゴールを防いだのがよほど面白かったらしく、翌週に出勤したときに同僚から「足を閉じてあのゴールを防いだのは良かった。」と、動きを真似され、半分からかわれ、半分褒められました。そしてお互いに「週末は筋肉痛で・・・」と話して笑いいました。

一緒にサッカーやゲームをして普段話す機会の無い同僚と話すことができ、これまでよりもお互いに近く感じるようになったことが大きな収穫の懇親会でした。(上の写真は昼食の様子。セビチェというエクアドル料理を食べました。)

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