JICA海外協力隊の世界日記

赤道直下滞在記

キトでの日本祭り

7月16日、土曜日にエクアドルの首都キトで日本文化を紹介するイベント「日本祭り2016」が開催され、約8,000名の方がお越しになりました。このイベントでは日本を紹介する様々な出し物やブースでの展示がありました。ステージでは沖縄舞踊やバンド演奏などに加え、エクアドルの方々による空手や合気道といった武道も披露・紹介されました。ブースでは生け花や東日本大震災のパネル展示もありました。お店では、寿司や焼き鳥といった日本食、アニメ関連グッズなどの販売の他、着物の着付けなどもありました。

JICAからは事務所スタッフ、専門家、ボランティアが参加し、JICAプロジェクト(「チンボラソ県持続的総合農村開発プロジェクト、「津波を伴う地震のモニタリング能力向上プロジェクト」)の紹介や健康相談ブース、折り紙や書道の文化ブースが設置され、日本の現代芸術、環境教育についての講演の他、ボランティア有志による「よさこいソーラン」が披露されました。(写真はボランティア有志による「よさこいソーラン」)

私は折り紙コーナーで、「鶴」や「手裏剣」、新聞紙を使った「兜」などの作り方を紹介をしました。エクアドルでも”Origami”の名前は知られており、中にはいくつかの折り紙の作り方を知っている人もいましたが、来られるお客様のほとんどはあまり経験の無い方でした。

私のスペイン語では説明がたどたどしく、1つ作るのに相当な時間を要しましたが、多くのお客様に来て体験して頂けました。完成品を手にしたときのお客様の笑顔が忘れられません。

もっと多くのエクアドルの方に、日本のことを身近に感じて欲しいと思ったイベントでした。(写真は折り紙コーナーの様子)

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