JICA海外協力隊の世界日記

黒海中継 by チーム・ギレスン

トルコ語のお話

こんにちは、ギームギレスン SV岩佐です。

トルコに派遣されたシニアボランティアは何語で活動していると思いますか?

①英語

②トルコ語

③通訳がつくので日本語

④身振り手振り

人により、割合は違うとおもいますが答えは全部です。

②のトルコ語は、

トルコに来てから1ヶ月半~2ヶ月間トルコ語の研修を受けます。

毎日4~6時間、合計100~120時間!

もちろんこれだけで意思疎通が出来るようになるわけではないのですが

普段の生活や村での活動はトルコ語しか話さない人と接する場面も多く、

そうなると②+④、トルコ語と身振り手振りで乗り切る事になります。

③通訳は、研修会や重要な会議など状況と内容により通訳をお願いする事もあります。

チームギレスンの任地・ギレスンは、少し郊外に行くと『方言』が使われているそうで、種類も豊富で村ごとに違うと言う人も居ます。

着任後、知り合った英語が堪能なお嬢さんに

「ギレスンはアンカラで習うトルコ語と違うから...」なんて言葉が通じない事を慰められましたが、私のトルコ語レベルでは、相手の言葉が方言かどうかがわかるはずも無く、隣町や県最南部の村での活動を交えた一年が過ぎました。

さて、学校では夏休みが始まり配属先には休みを利用してやって来た大学生の姿がちらほら

先日事務所で別の部署の職員と、遊びに来た大学生を交えて

それぞれの仕事や近況について世間話をしていました。

ところが同席した大学生、私のトルコ語がわからないらしく

私と顔なじみの職員さんがところどころトルコ語で説明しています。

私のトルコ語、まだまだだな、、、

そう思っていたら、なんと!

私たちがいつも活動で使っている農業関係の単語にギレスンの方言が混じっており、隣の県の大学生に通じないのだとか!

チームギレスンメンバー、すっかり任地に根付いた証拠かもしれませんね。

チーム・ギレスン 岩佐尚子

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