JICA海外協力隊の世界日記

黒海中継 by チーム・ギレスン

通勤風景

こんにちは、チームギレスンの岩佐です。

今回は、トルコに派遣中のシニアボランティアの方々にも協力いただき、我々の『通勤』について紹介させていただきます。

(写真1:海岸線添いのギレスンの幹線道路)

チームギレスンの配属先である農業局は、街の中心部から車で10分程。職員の多くはドルムシュと呼ばれるミニバスで通勤。車と徒歩通勤もそれぞれ2割前後で、ギレスンメンバーは全員徒歩通勤と言う恵まれた環境です。

我が家は職場まで海沿いの道を歩いて約45分とちょっと遠め。

ミニバスに乗れば10分程ですが、運動不足解消のためお天気が良ければ歩いて通っています。

最初は長く感じた道のりですが、顔見知りも増え、朝食やおやつ用に焼きたてパンを買うお店も出来て、慣れればさほど苦にはならなくなって来ました。

しかし冬場の日の出は7時台。8時の始業時間に間に合う為には暗い中家を出なくてはなりません。また今年は雪が多いので行きだけはバス通勤に変えました。

トルコのバスは女性最優先でかなり混んでいても席を譲ってもらえるので楽ちん&快適通勤です。

次は、アンカラの関口さんから通勤風景を紹介してもらいます。

こんにちは、アンカラSV関口です。

トルコの政府機関KOSGEB(中小企業開発支援機構)にはJICASVとして、省エネ支援の松原SV(国際交流部)と経営管理支援の私、関口SV(人事部)が配属されています。

KOSGEBでは20人乗りのサービスバスが同じ地域の職員をピックアップしてオフィスまで送ってくれます。

松原SVと私は、毎朝仲良く同じサービスバスに乗って出勤です。今日は22日(木)、745分。家を出るとき、東の山がようやくうっすらと明るくなってきました。気温マイナス15。チョクソーク(とても寒~い)。家から集合場所まで徒歩78分。乗車後、45ヶ所で他の職員を拾いながらKOSGEBに向かいます。約30分で到着です。すり鉢状のアンカラの中心部は渋滞が激しいので丘陵地帯を駆け巡って行きます。

バスの中は、妻の作ったクッキーを皆で食べたり、誰かのお手製のケーキを頂いたりといつも和気あいあいとした雰囲気です。

関口さん、ありがとうございました。

首都アンカラとチームギレスンが住むトルコの東部黒海エリアは約600キロ離れているのですが、皆さんにはどのようにうつりましたか?

「差が解らん」、「こんなに違うの?!」

我々のブログでトルコの多様性がお伝え出来れば幸いです。

以上、現場から岩佐がお送りいたしましたっ!!

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