JICA海外協力隊の世界日記

黒海中継 by チーム・ギレスン

ギレスン式観天望気

チームギレスン 岩佐です。

夕焼けの次の日は晴れる

月にカサが掛かれば雨

このような事を、聞いた事ありませんか?

天気に関することわざの様な伝承の事を

観天望気(かんてんぼうき)と言うそうです。

配属先は農業局と言う事もあり、動植物はもちろん

配属先の歴史や地理、伝承や習慣等、民俗学とも言える分野に

詳しい人が沢山。

そんな多才な職員の植物博士が教えてくれたのがギレスンの

『観天望気』。

しかもこの天気予報、3月14日から25日まで12日間のお天気で年間の

天気予報が出来る長期予報なんです。

3月14日は翌年3月、3月15日は本年4月、3月16日は本年5月と

一日進むごとに予想月が一ヶ月毎進み、最後の3月25日は翌年2月の

天気予報になるのだとか。

お天気博士はこの観天望気を実証するために10年以上も記録をつけており、この観天望気は正確だと穏やかに微笑みます。

昔はこの長期予報で農作物の種類や種まき、収穫時期、

家畜の放牧時期を決めたそうです。

11月に友人が遊びに来るのでお天気を聞いてみた所

今年3月22日のお天気による11月の予想は

朝から快晴で暖かく、風弱し。

気象庁から10月初旬に出された11月の天気予報は

晴天続きで例年に比べて気温は高く、雨の予報は3日だけ。

気象庁発表とほぼ同じです。

ドングリが豊作の年は雪が多いそうで

これからの山の状況を観察する事も大切だとか。

配属先はトルコの知恵が満載です。

チーム・ギレスン SV 岩佐尚子

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ