私,ジブチほっとけんし!!

RSS

幅野 由樹子
(広島県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
保健師
派遣国
アフリカ
ジブチ
一言メッセージ
世界一暑い国ジブチの地方都市ディキルで保健師として活動中。過酷な環境で貧しくもたくましく生きるお母さんや子どもたちの健康のため出来る限りのことをやっていきたいと思います。

 

ジブチの祝日【独立記念日6月27日】

2018.07.08

ボンジュール!(フランス語でこんにちは!)

 JICAボランティアのはばのです。今回はジブチの独立記念日についてご紹介したいと思います。先月の6月27日にジブチは41回目の独立記念日を迎えました。41年前フランス領から独立し,1977年6月27日ジブチ共和国が誕生しました。

 独立記念日が近くなると,首都では官公署をはじめ,建物の外観をジブチ国旗で飾るようになります。小さな売店や一軒家やホテルなどでもジブチ国旗がはためき,街中はお祝いムードに包まれます。私の住んでいる町でもジブチ国旗を家の表に飾る家庭が増えました。もともと官公署をはじめ,ジブチのお店では大統領の写真を飾ることが義務付けられており,街中のいたるところで大統領の写真や国旗を目にします。ただ,独立記念日が近づくとさらに多くの国旗を見かけるようになり,独立記念日が近いこと匂わせます。

 では,実際に独立記念日当日がどんな様子であったかご紹介したいと思います。私は,自分が住んでいる田舎町で独立記念日当日のイベントに参加したのですが…なかなかハードな日となりました(・_・;)

 なぜかというと,まず6月27日を迎えた0時から県庁前の広場で式典やソワレと言われる独立記念パーティーが始まりました。私の家からその広場はとても近く,音楽が聞こえてきたので,私もその広場に行ってみました。そこで同僚と会い,同僚と一緒に式典を見てました。式典では,州知事や市長の挨拶があり,その後地域に貢献した人の表彰を行っていました。たとえば,子どもたちにスポーツを教えている指導者やスポーツで活躍した青年などです。この式典で興味深かったのは,州知事や市長の挨拶の際に,必ずアッファール族とイッサ族の民族衣装を着た女性が1人ずつ,挨拶をする人の両脇に立っていることです。以前のブログでも紹介しましたが、ジブチはアッファール族とイッサ族という2つの民族が国民の大半を占めています(過去のブログ参照)。その後のダンスパーティーでもイッサ族のグループが踊ると,続いてアッファール族のグループが踊るなど。2つの民族の共存や平和をアピールしているかのような式典でした!イッサ族もアッファール族もそれぞれの民族衣装を身にまとい,それぞれの音楽に合わせて踊る姿は,見ていてとても楽しいパーティーでした♪次の写真は,式典の様子です。

 深夜の独立記念パーティーは深夜2時頃に終わりを迎えました。噂によると,前日の20時くらいから式典の前座としてダンスパーティーがあったようで,計6時間にも及ぶパーティーだったみたいです。しかしこれだけでは終わらず,その4時間後…朝6時から次は場所をジブチ軍基地に移し,ジブチ軍による軍事パレードが始まとのことでした。

 私は,とりあえず深夜2時に家に戻り,3時間半ほど寝て,朝6時にパレードが行われる場所に向かいました。向かう途中,眠い目をこすりながら思ったことは……なぜこの国は式典やイベントがいつも深夜か早朝なのか…という疑問(ー_ー)!!これも以前のブログで紹介しましたが,この国は結婚式も深夜0時頃から始まるのが一般的です。深夜や早朝も暑いとはいえ,比較的一日の中で気温は低めです。と言っても35℃くらいですが…笑。これも世界一暑い国と言われるジブチならではということなのでしょうか。そんなことを思いながら,ジブチ軍の基地に着くと,ジブチ軍関係者が私を案内してくれました。そこで案内された場所は,なんと州知事や市長,各氏族長などが座る来賓席のど真ん中の席でした!えっ?と思ったのですが…ブラっとパレードを観に来た外国人を主要人物が座る席に座らせてくれるなんて…さすがいろんなことがゆるーいジブチならではと感心しました!しかも,驚いたことは,軍の施設だというのに手荷物検査も無く,写真も撮り放題だったことです。この国はどこまでゆるゆるなのでしょうか笑。私が来た時は,まだあまり人が来ておらず隣になったアッファール族の老人(おそらく氏族長の一人)と話をしてました。6時半頃になり,市長をはじめ,続々と偉い人達が到着し,偉い人が到着する度にみんな立って挨拶するので…誰が誰だか分からない私も,周りに合わせて立っては手を挙げ,座るというのを繰り返しました。

 その後,お決まりのように時間通りにはパレードは始まらず…いつになったらパレードが始まるのかと思っていたら。突然ジブチ軍の偉い人2人が行進して出てきて,ジブチ国歌に合わせて国旗掲揚が行われました。ここでも思ったことが…なぜいつも司会などの仕切りがなく唐突にイベントが始まるのかという疑問…まぁこのあたりもジブチ人らしいですが笑。その後は,ジブチ軍の行進やジブチ国旗を掲げた軍の車が何台も走り抜け,後を続いてゴミ収集車やトラック等も走り抜けていきました。パレード終了後は,軍施設内の慰霊碑前に皆で向かい,献花を行っていました。独立運動の時に犠牲となった兵士たちの慰霊碑のようです。次の写真は献花を行っていた時の写真です。

 深夜0時からの独立記念パーティーに早朝の軍事パレードと…なかなかハードな日でしたが,このような場に立ち会えたことは,とても貴重な経験となりました!!日本人からするとツッコミどころ満載のイベントでしたが笑。これもジブチらしい,愛嬌のあるジブチ文化に触れられたものだと思いました(^O^)そんなことを思いながらその日は,帰宅後しっかりとお昼寝をしたのでした。

 今回はこの辺で。

幅野由樹子