JICA海外協力隊の世界日記

これがパラグ愛

全パラグアイ日本語スピーチコンテスト

第30回全パラグアイ日本語スピーチコンテストが行われました。

場所は、Centro Paraguayo Japonés(人づくりセンター)で、30年前に日本の協力で建てられた社会教育施設です。こんな所にも日本の協力が息づいているのですね、と先人たちに感謝です。

さて、本題に入りまして、スピーチコンテストはちょうど1年前、赴任して初めてあった大きな行事。右も左もわからないまま、慌てふためいていました。しかし、2年目になると、準備や計時、片付けもスムーズに行い、めくりの字も書かせていただきました。「あ、もう1年経ったのだな」としみじみと感じます。また、子どもたちの発表も少し余裕をもって聞くことができました。子どもたちの発表は、本当に日本語を上手に使うし、テーマや感じること、特に日系についての話や移住についての話はここならではと思います。

私が担任している1年生の児童も参加、残念ながら入賞とはなりませんでした。「昨日までは、上手くやっていたのに…。緊張したのかな?惜しかったな」と思っていましたが、よくよく考えると、そんな緊張した場でも最高のパフォーマンスができるようにしていくのが、自分の仕事ではなかったのか?初任者向けの講義で「子どものせいにしないで、自分の声かけ、環境づくりを見直してみましょう」なんて言っていましたが、自分ができていませんでした。

パラグアイに来て、「教える」という立場に置かれることが多くなったけれど、自分も教師として、まだまだ発展途上。これからも気を引き締めていかなければと、再確認した1日となりました。残りの任期も頑張りたいと思います。

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