JICA海外協力隊の世界日記

全てに感謝 in vava'u

学校訪問

先週9つの小学校をまわって

子供たちと

自分たちの住んでいるババウについて

自分たちのゴミについて

このまま町に、海に、ポイ捨てを続けたらこの先なにが起こる可能性があるか

何がもう既に起こっているのか

それが私たちにどう影響しているのか

なぜゴミをポイ捨てしない方がいいのか

なぜゴミをゴミ箱に捨てる必要があるのか

というような内容をクイズなどを交えながら

一緒に考えてみました。

え?ゴミをゴミ箱に捨てる?当たり前じゃん

と思うかもしれませんが

それって、全然当たり前ではないです。

私たち世代の日本人は両親から、近所のおじさんおばさんから、保育園で、小学校で、中学校で・・・

とにかくありとあらゆる機会で、

ゴミをゴミ箱に捨てる。その場所をキレイに保つ。ということを教えてもらってきました

だから小さな頃からそういうものだと知っていたし

教育があったので、ポイ捨てをしたらどんなことが起こる可能性があるかは

なんとなく想像できます。

それでもまだポイ捨てをする日本人がいて

違法廃棄をする人がいて

汚染水を垂れ流す人がいます

一方こちらトンガ。

まずそのような教育がありません

大人がバンバンポイ捨てします

子供がそれを見て同じことをします

ババウ中に歩き回っているブタちゃんがむしゃむしゃプラスチックの袋を食べています

昨日も決定的瞬間を見てしまいました。ブタちゃん勢いよくプラスチック食べてました

私たちはそのブタちゃんを食べています

子供たち、すごく素直で柔軟。

繰り返し、繰り返し、伝えていきたいなと思う今日この頃

どうしても後回しにされがちの環境について。

でも環境についてというか、私たちの生活について。健康について。

10年後、20年後に少しでもポイ捨てが少なくなったら嬉しいな~

いや、一人でもゴミをゴミ箱に捨てれる人が増えたら嬉しいな~

感謝

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