JICA海外協力隊の世界日記

特派員はやじいのバヌアツ通信

36回目の独立記念日

7月30日はバヌアツの独立記念日です。今から36年前の1980年7月30日に英・仏二国間統治から独立してバヌアツ共和国として再生した記念すべき日です。会場となった独立記念広場には朝から沢山の市民が「手に手に」、のみならず「髪の毛」にも国旗の小旗を差し込み(ある友人は”ぶっさしシリーズ”と称していた)、カスタムダンス等のイベントを楽しんでいました(上野里美さん提供)。日本のお祭りと同様に会場の端々には俄かテントの露店市が並んでいたのが印象的でした。

夕方より本格的なイベントが始まるという予定でした。まず午後7時頃からこの日の一番の売り物であるファイアーダンスが始まるとのことで皆首を長くして待っていましたが一時間以上たってもなかなか始まらない。とうとう痺れを切らしてそろそろあきらめて引き揚げようかという段階になって、前倒しでご覧のような花火の打ち上げが始まりました。これまでに花火は何度か見てきましたが、こんな間近で見たのは初めてで、ある意味では感動的でした。しかし、その後もファイアーダンスはなかなか始まりそうになかったので、残念ながら我々三人は会場を後にして引き上げました。

実はファイアーダンスは、街から少し離れたココナッツパームリゾートで毎週土曜日に行われています。くしくも今日の独立記念日と曜日が重なり、ココナッツパームでの実演が終わった後にパフォーマンスを行うメンバーが独立記念公園に駆けつけるということで、予定時刻が大幅に遅れてしまったようです。とにかく我々が帰った午後8時半過ぎにファイアーダンスは始まったみたいです(写真は佐藤ゆかりさん提供)。夜集って見に行った同僚SVはココナッツパーム等で以前、ファイアーダンスを見たことがあるとのことでしたが、まだ見た経験のない私にとっては初めての観賞機会ということで楽しみにしていたのですが、ファイアーダンス観賞の真の楽しみは次の機会までとっておこうと決めました。

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