ケニア滞在記

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樋口 耕平
(新潟県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
青少年活動
派遣国
アフリカ
ケニア キスムカウンティ・セメサブカウンティ
一言メッセージ
愛知県の高校で7年間勤めた後、協力隊に参加しました。協力隊は人生の目標の1つで、とてもありがたい毎日です。

 

青少年活動隊員の日常

2018.10.11

今日は、日頃の活動について紹介します。

前回もお話しした通り、配属先はキスム更生学校というところです。
ここでは、過去に軽犯罪や路上生活の経験がある子ども達が生活しており、普通教育や職業訓練を通じて自立支援をする施設です。
子ども達は、普段は地元の小学校に通学しています。
その関係で、私も毎日午前中は、配属先ではなく、地元の小学校に通勤し、授業をしています。
担当科目は英語と算数です。
私自身、日本では英語の教員だったので、日本とケニアの違いを知ることができて、すごく興味深いです。
ケニア人の英語力については、また別の投稿でじっくりお話ししようと思います。
午後は、配属先に戻ります。
職業訓練と称し、裁縫やビーズ作りをしています。
この職業訓練は子ども達の勤労感を養うだけでなく、日頃の学習も支える大切な活動です。
というのも、子ども達は十分な文房具を持っておらず、授業中は隣の子とペンをシェアしながら授業を受けています。
こうして自分たちで作ったものを実際に販売して、儲けたお金で文房具を買うことで、勉強もずいぶん捗るようになりました。
また、時間や期間を問わず、子ども達ひとりひとりとカウンセリングを行っています。
カウンセリングというと少し大袈裟ですが、犯罪を犯した過去や将来の展望といったシリアスな内容からただの雑談だったり、お互いのそのときの気分でいろいろな話をします。
配属先の子ども達は一様にして、大人とのコミュニケーションをとる機会がこれまで乏しかったようです。
なので、彼らの悩みや不安に寄り添うというよりは、とにかく自由に話してもらい、自分を表現してもらう、といった感じで接するようにしています。
私のスワヒリ語もまだまだですし、彼らの英語も不十分なので、意思疎通が難しいときもありますが、それでも身近なひとりの大人として彼らと向き合うようにしています。
以上が、基本的に私が毎日やっていることです。
残り一年の任期で、また新しいことも色々出てくるかもしれませんが、これらの活動はずっと続けていくんだろうなあ、と思っています。