ケニア滞在記

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樋口 耕平
(新潟県)

タイプ/職種
青年海外協力隊
青少年活動
派遣国
アフリカ
ケニア キスムカウンティ・セメサブカウンティ
一言メッセージ
愛知県の高校で7年間勤めた後、協力隊に参加しました。協力隊は人生の目標の1つで、とてもありがたい毎日です。

 

職場での日本とケニアの感覚の違い

2019.04.14

日本にいたときも、そしてここケニアでも、学校現場で仕事をしている私にとって、両国の感覚の違いに驚かされることは日常茶飯事です。

感覚の違いにモヤモヤすることもあれば、笑っちゃうようなこともたくさんあります。

私が普段教えている小学校の校舎は、外国のNGOの支援によって建てられました。しかし、建設する際に、予算計上が致命的に甘かったらしく、全学年分の教室を作ることができませんでした。そのため、いくつかの教室は仕方なくトタンを貼り合わせて完成。しかし、このトタン校舎には圧倒的なマイナス点がひとつあります。

それは「昼間、死ぬほど暑い」ということです。朝はまだ涼しいですが、お日様が照ってくる時間になると、トタンが熱を吸収するため、室内が尋常じゃない暑さになります。どんな暑さかは説明しづらいですが、真夏に車の中に入った瞬間の、あのビリビリするような暑さに似ています。

この状況にいよいよ耐えかねて、同僚たちはある作戦を実行しました。その名も「壁ぶっ壊し大作戦」。斬新すぎます。そして壊した後の校舎がこちら。

ただの朽ち果てた小屋のようにしか見えませんが、これでも一応リノベーション後の姿です。肝心の暑さはどうなったかというと、相変わらずめちゃくちゃ暑い。薄々こうなる気はしてましたがたしかに風通しは良くなりましたが、トタンが熱を吸収する状況に変わりはなく、やはり暑いままでした。

結局、教室が残念な姿に変わっただけという悲しい喜劇になったわけですが、改めて考えると凄い状況で毎日授業をしています。本当に刺激的です。

でも、いくら失敗しても「やっちゃったねー、あはははは」で済むので、とても気楽でいられる職場だとも思います。色んな違いを身をもって知れるのは、隊員活動の醍醐味のひとつだと思う今日この頃です。次はどんなことが起こるでしょう。

来学期までには壁を修復するらしいです