人類みなアミーゴダイアリー in BRASIL

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廣瀬 拓哉
(大阪府)

ボランティア/職種
日系社会青年ボランティア
野球
派遣国
中南米
ブラジル サンパウロ州 インダイアツーバ市
一言メッセージ
人が温かい大阪から,これまた人情に厚いブラジルへ! 『将来に活きるTEAMをつくる』をモットーに,野球の指導を通し,国と国・人と人が繋がる活動を目指します。

 

~International Clube de Beisebol 2018~ ブラジル開催 国際大会(南米) さわやかNo,24

2018.09.13

TEAM 人 文化 繋がり

先週の金・土・日の三連休,サンパウロ州イビウナ市にある球場で,大会がありました。

しかし,なんだかいつもとは少〜し雰囲気が違う様子。

というのも,今回は外国のチームを招いて行う国際招待大会でした。

主催はブラジル野球連盟(CBBS)。ペルーアルゼンチンのチームを招いての大会でした。

参加チームは,ブラジルのチーム12チームに加え,アルゼンチンのチームが1,ペルーのチームが3の合計16チームが参加しました。

開会式から,アルゼンチンブラジルペルーの3つの国の国旗が掲揚されると共に国歌が流れ,いつもとの感覚の違いにワクワク。

そんな中始まった大会。

私たちの初戦は,ペルーの『TAIYO』というチーム。

試合の開始前の挨拶の際に,お互いに用意したプレゼントを交換。

私たちは,ブラジルで最も有名な飲み物である,ガラナといくつかのお菓子の詰め合わせを渡し,TAIYOからはインカコーラやペルーのピンバッチなどをもらいました。

試合が始まる前から,こうした異国間の交流。素敵です。

TAIYOはペルーのリマで活動するチーム。

名前からもわかるように,日系人が設立したチームで,選手も日系人が非常に多くいました。

ブラジルだけでなく,ペルーにも日系移住者がたくさんおり,野球を通した教育をされてきたことがよくわかります。

試合の方は互角。点を取られては取り返しの繰り返しで,大会規定6イニングの試合だったのですが,かかった時間はなんと3時間半。

いつもなら,制限時間があるのですが,今回は国際大会と言うこともあり,時間枠をなくしたそうです。

大人の試合でも3時間半のゲームになることはなかなか少ないのですが,両チームの選手たちは集中切らさずに本当に最後までよく戦ったと思います。

グラウンドに響く,ポルトガル語とスペイン語

これまでの野球生活の中で,母国語以外の異なる外国語が飛び交う中での試合は初めてだったので,耳も自然に互いの発する言葉に集中。

“あ,スペイン語はこのシチュエーションではこう言うんか”とか,“ここはポルトガル語と一緒かぁ”等々,

ベンチやコーチャーズボックスから,そうした面白さも味わうことができました。

閉会式後は,ブラジルの子どもたち・ペルーの子どもたち・アルゼンチンの子どもたちが混ざり合って写真を撮りあったり,ユニフォームや帽子の交換をしていました。

こうした光景も国際大会ならでは。

同じ大陸で関係の濃いこの3国が,野球を通して繋がり合い,笑顔を作り出していることがとても素晴らしく思いました。

今回の大会では,ペルーの2チームとゲームをさせてもらい,勝ち負け以上の経験をさせてもらえたなと思っています。

私だけでなく,選手たちにとっても外国の選手との野球を通じた交流はきっと財産になるはずです。

※写真1:左からサンパウロ州旗・アルゼンチン国旗・ブラジル国旗・ペルー国旗・ブラジル野球連盟旗

※写真2:試合前のプレゼント交換の様子

※写真3:私のチームの選手とペルーの選手による漫才の様子

「お願い!ユニフォーム交換してくれへん?」『え〜どうしよっかな』「お願いやってー!その赤いユニフォームが欲しいねん!」『もう私は帽子だけで満足なんやけど…』「頼むわー!…50レアル!」『お金とかやめて(笑)』「100レアル!」『だから…(笑)』「150!!どや!!」『わかったよ。そこまで言うのならどうぞ』「よっしゃー!神様ほんまありがと!ほんまありがと!感謝!よっしゃ〜」

すでに“頭どんだけあんね〜ん!”ってつっこみたくなるほどの帽子を手に持ってるにも関わらず,ユニフォームの交渉をするこのペルーの交渉上手な男の子,最高でした!!