人類みなアミーゴダイアリー in BRASIL

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廣瀬 拓哉
(大阪府)

ボランティア/職種
日系社会青年ボランティア
野球
派遣国
中南米
ブラジル サンパウロ州 インダイアツーバ市
一言メッセージ
人が温かい大阪から,これまた人情に厚いブラジルへ! 『将来に活きるTEAMをつくる』をモットーに,野球の指導を通し,国と国・人と人が繋がる活動を目指します。

 

ダレの波がきております。 さわやかNo.23

2018.09.06

TEAM 教育 活動 繋がり

チームが少し難しい時期に突入しました。

これまでの10ヶ月は何事も前向きに取り組んでいた選手ですが,最近廣瀬は頭を抱えています。

というのも,

・すぐに面倒くさがる

・仲間の揚げ足を取る

・笑顔が少なくなってきている(と感じる)

といった感じ。

練習に関しては,やるべきことはしっかりやるし,今まで通りできているように見えます

ただそれは表面上。

仲間のちょっとしたミスに大きなリアクションでつけ込んだり,ヒソヒソと陰口を言ったり。

選手同士の中の部分での問題がチラホラと見受けられるようになってきてしまっています。

そうしたことは許しません。

必ずその都度見つけた時に話をしているので,ここ最近個人面談に割く時間が増えてきました

また,新しい練習メニューの提案をした時も,反応が薄く,おまけに「えーー」と言ったりもします。

『うっさい!てぃっ!!』と,あしらいますが

まぁその辺も以前と比べると,完全に難しくなってきています。

そんなこんなが最近目立ったので,ちょっと空気を変えよう!と思い,

先週の土曜日に市内の一番大きな公園にピクニックをしに行くことにしました。

今日は野球は一切なし!!!

野球のことは一旦置いておいて,みんなでわいわい遊ぼうや〜という日。

みんなでビニール袋を引っさげて,片道4kmの道のりをゴミを拾いながらてくてく。

街の人を見つけては,「Bom dia!!! (おはよう)」と自発的に声をかける子どもたち。

街の人たちも,見慣れない野球のユニフォームを見ては,「君らはなんのスポーツや〜?」や,「私,最近アメリカから引っ越してきたのやけど,この街にも野球があるんやね!嬉しいわ!一緒に写真を撮ってくれないかしら?」と言ってくれる人まで。

この時点で,廣瀬的に今回の,“グランドから出てチームの雰囲気変えようや〜作戦”は50%満足。

外部の方からのお声がけやコミュニケーションのやり取りは,口にしてはいなくとも,君たちを応援しているよという子どもへの心のメッセージになります。

また,途中で犬を見つけて,ダーッと一気に囲む姿は可愛かった。(この姿を見て,グランドから〜作戦 満足度70%まで上昇)

飼い主の人も良いおじさんで,「思う存分触ってけ!」(はっきりとは分からなかったけど,きっとこの解釈で間違いなかったはず。笑)と,子どもたちとたくさん話してくれました。

【街人】「応援してるで〜」【子どもたち】「Obrigado!!! (ありがとう)」を何度も繰り返し,ゴールの公園に到着。

軽〜くストレッチをし,いくつかの協力型チームビルディングアクティビティーをした後は,子どもたちに委ねました。

『何したい〜?』と聞くと,全員声揃えて「ふっちぼーる!!」と。

ほかほかの太陽の下のふかふかの芝生の上で前後半トータル30分のマッチ。

熱くなりすぎて喧嘩をしだし,『うわ!!“グランドから〜作戦”失敗してもうたか?』 と一瞬思いましたが,すぐに元通り。

ガンガン走った後は,木陰で各々が持参した,フルーツを食べて帰路へ。

というのも束の間。いつの間にやらお昼時になっており,さっきのフルーツでは物足らない小学生の食べ盛りたち。

公園内の売店を見つけては,「ココナッツジュース飲みたい!」「パステル食べたい!」と好き勝手言う子どもたち。

一緒に引率してくれていたお母さんたちに,『こんなん言うてますけど,どうします?』と相談。

まぁこうしてみんなでパステル食べてココナッツジュース飲むのも新鮮でええか!という大人会議の最終判断のもと,寄って帰ることに。

ココナッツの食べ方(中身の白い部分の削ぎ方)を子どもたちに教えてもらいながら,休憩。

『さぁ!今からまた頑張って歩いて帰ろか!』と呼びかけると,「え。もう無理。車で帰りたい。」と言う子どもたち。

今ガッツリ休憩したやんかー!というのが喉まで出かかったけど,相手は小学生。

“まぁ今日はよう歩いたしな!”と,保護者に車をお願いしました。

2台の車にギューギュー詰めで乗る子どもたち。

もちろん大人の座るスペースはないので,私と2人のお母さんは徒歩でまた4km。

「ほんならね〜♪頑張ってー♪」と言いながら,ピューっと帰っていく子どもたち。

今回の“グランドから出てチームの雰囲気変えようや〜作戦”。廣瀬的には,満足度は100%に達したけれども,子どもたちはどう感じたかな?楽しかったかな??

これまでの経験上,こうした時期はいつか来るだろうなと思っていました

“チーム一丸”というのは目標でもあり,スポーツをする上,自分を成長させる上では大切なものです。しかし,それを目指しすぎたり,全員が何でも一緒にと縛り付けてしまうと,こうしたほころびが必ず出てきます

こうした部分がまだまだ私の未熟な所。

個性を活かしながら,一人一人の声に寄り添いながら,チームを作り強化していく。

勉強します!! 続く。