JICA海外協力隊の世界日記

Malo!~常夏の楽園サモア日記~

Literacy week

サモアに来てちょうど1年が経ちました。今ではすっかり見慣れたヤシの木やニワトリの親子、ブタ、カラフルなバスや陽気なサモアの人々。見るものすべてが真新しかったあの頃からもう1年。すっかりサモアにいい意味で染まったなと感じます。

先日健康診断と中間報告会のために首都に上がりました。久しぶりに同期10人で集まり、これもまた懐かしく感じました。サモアは小さい国なので比較的隊員同士会う機会も多いですが、同期だけで集まるのは昨年のドミトリー生活以来かもしれません。美術隊員の発案で全員お揃いのシャツとプレタシ(女性用の服装)を作り、中間報告会に臨みました。普段から会ったときにお互いの活動について話してはいますが、改めてそれぞれの任地での活動やサモアの人々との交流、大切にしていることの違いを感じながら聞くことができました。そして同期の良さを感じることができた週末でした。

さて、サモアでは今学期に入り各学校でLiteracy weekというものに取り組んでいます。スピーチやリーディング、バーナー(横断幕)の大会がありました。うちの学校はディストリクト内のバーナーの大会で優勝したので、昨日校長が子どもたちを連れて首都での全国大会に参加してきました。結果はまた後日。

今日は6年生から8年生まで各クラスから5名子どもが選ばれ図書館に行ってきました。何があるのか分からず付いて行ったのですが、教育省の人がLiteracy weekの一環で子どもたちに図書館の使い方や本の借り方を教え、図書館の会員証を作り、本を貸し出すというものでした。子どもたちはそれぞれ読みたい本を選び、早速借りて読んでいました。サモアの子どもたちの読書の特徴。黙読ではなく音読してしまうこと。それぞれが自分の借りた本をブツブツ言いながら読んでいました。

“Read to success”という看板が図書館に掲げられていました。サモア語の本であれ英語の本であれ、読書推進はいいこと。色んな本を読んでいってほしいなと思います。

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