JICA海外協力隊の世界日記

Malo!~常夏の楽園サモア日記~

Prize Giving

2015年度の締め括りであるPrize Givingが行われました。卒業式と修了式のような位置づけ。各学年の成績優秀者が表彰されます。僕の配属先は子どもの人数が多いので、表彰されるのは各学年1位から5位の子どもたちだけ。6位以下の子どもたちは順位と点数だけ発表されます。この写真は子どもたちに渡されるトロフィーと賞品。コップ、洗濯かご、ティーポットなど子どもたちよりもお家の人が喜びそうなものばかりです。

1年生から順に発表されます。表彰される子は前に出てきて、賞品を受け取ります。この時に家族が子どもたちにキスをして、お菓子でできた「ウラ」という首飾りをかけてあげます。子どもたちはその一年の頑張りを褒めてもらえてとても幸せそうでした。子どもによっては顔がお菓子で埋まるぐらいの大量のウラをもらっていました。

今年は特別に僕からも賞を渡しました。担当している5年生から8年生までの1位から3位の子どもたちに手作りの表彰状を渡しました。サモア語でのスピーチを行ってから、賞を渡しました。子どもたちだけでなく、僕もたくさんのウラをいただくことができました。

サモアのPrize givingは8年生の卒業式も兼ねているので、8年生だけは全員白い正装を着てきます。僕が活動を始めてからずっと関わってきた8年生の子どもたち。色々な思い出がある分、この日はとても寂しく感じました。最後に8年生から歌のプレゼントがあったのですが、写真を撮っていると思わず涙が出てきました。

子どもたちもその家族も、そして先生方もとても幸せそうな一日。2015年度が無事に終わりました。Prize Givingが終わった後は、7週間のお休みです。クリスマスに向けて忙しくなってきました。サモアで過ごす最後のクリスマス。どんな風にクリスマスを過ごすのかとても楽しみです。

Manuia le Kirisimasi ma tausaga fou! (Merry Christmas and Happy New Year!)

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