JICA海外協力隊の世界日記

サッカー大国ブラジルでバドミントン!?

ブラジル日系社会のすき焼き

ブラジルの日系社会では、日本食がたくさんあります!今日は、先日バドミントン部で行ったすき焼きパーティーでの、ブラジル式すき焼きをご紹介します。

日本ですき焼きといえば、各家庭や地域によってアレンジはあれど、薄切り牛肉を醤油・砂糖ベースの割り下で野菜と共に煮焼きし、生卵に付けて食べると思います。ちょっと贅沢な、みんなが大好きな食べ物ですよね!(このブログを書いていても涎が出てきました)

任地では(広いブラジル全土で同様のブラジルすき焼きが展開されているのか未確認なので、サンパウロ周辺の私の場合です)、日本とは一味違ったすき焼きが食べられています。ブラジルサンパウロの家庭版すき焼きレシピです。

材料:牛赤身、豆腐、きのこ、しらたき、白菜、ネギ、焼きそば麺、バター、本だし、醤油、砂糖、料理酒

1.鍋に大量のバターを敷く

2.拍子木切りにした牛肉の赤身を焼く

3.肉に火が通ったら、他の食材を順次入れていく

4.調味料を合わせて入れ、全ての食材に火が通るまで煮込む

・・・日本であればここで生卵ですが、ブラジルでは安全上の問題もあり生卵を食べる習慣がないため、このまま器によそって食べます。割り下の味付けもだいぶ日本とは異なっています。牛肉も噛み応えばっちりです。

こちらでは、大人も子供もこのすき焼きが大好きです。日本にいる日本人が想像するすき焼きとは違うかもしれませんが、この場所ではこのすき焼きがスタンダードです。ブラジルの日系社会で暮らしていると、このようにブラジルで進化を遂げた日本食にたくさん出会います。着任当初は『生卵の無いすき焼きなんて…!』と思うこともありましたが、今はなにより、日本から遠く離れた国で日本食が受け入れられていることが嬉しく思います。

これだけの日本食材が集まるサンパウロは、食の面で日本人にとっては住みやすい街です。また、機会があればブラジルで食べる日本食シリーズをご紹介していきます♪

最後に、、、美味しいごはんとお酒で、仲間たちとの親交が深まるのは世界共通ですね!!

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