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サンパウロから飛行機で1時間ほどの所に、カルダス・ノーバスという街がある。そこは、温泉の街ですごく暑かった。カルダスが「温泉」、ノーバスが「新しい」、つまり、新し温泉という街だ。そこで、マスターズの大会があり、連れて行ってもらった。今回で5回目の大会らしいが、まだ、うちのチーム「コーペルコチア」は優勝しておらず、昨年度が惜しくも準優勝だった。みんな今年こそはと向かった今大会だった。しかし、1試合目でまさかの大量失点での敗北。考えもよらなかったが、その結果にみんなが燃えた。日頃なら、1試合目が終わると、ビールを飲んで2試合目！ということがありがちだが、今回は誰も一滴も飲まず、第二試合へ。特別ルールで、私も二試合目から参加させてもらい、気合十分で圧勝。しかも、2打席目で2ランホームラン！ブラジルでの初ホームランで、ホーム付近ではみんなの笑顔が待っていた。最高の瞬間だった。学生の時を思い出した。

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この勢いのまま、2日目の準決勝では、強敵を３－１の僅差で破り、決勝へ。決勝は、昨日大敗を喫したチーム。しかし、この日は昨日とは違った。打線爆発、１１－１のコールド勝ちだった。記念すべき初優勝！大会全体のホームランは10本、そのうちうちのチームが7本放った。表彰式では、特別にメダルもいただき、本当に嬉しかった。

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さて、ここの魅力は温泉！ホテル内のプールが温泉。37～42度ほどで気持ち良かった。そこで、みんなビールやお酒を飲み続けていました。チーム関係なく話をしながら。1日5時間ほどを3日間も。すごいパワーです。ブラジルのマスターズの人たちは。負けられないですね。