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サンパウロでは八月に近づくとサクラが咲きます。しかも、ブラジルの南の地域では季節は冬です。なんか変な感じですね。サクラはソメイヨシノではなく、沖縄桜（寒緋桜）らしいです。なので、桜吹雪で花見～はできません。花びらが散らないんですね。ソメイヨシノは一定の寒さが必要なようでブラジルにはないと聞いています。やっぱり桜を見ると気持ちが高揚する自分を、改めて日本人だなと思いました。同時に、日本にある私の家の前は桜並木なので、思い出して懐かしい想いもあります。7月下旬から８月にかけて、いろいろな地域でサクラ祭りが行われ、よさこいソーランや太鼓とともに、お花見を楽しんでいます。

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さて、私のコーペルコチアでも、この時期にみんなでソフトボール大会をやります。サンパウロ近郊のチームが集まって来て、保護者も野球のコーチも一緒に。その日は子供たちは観戦です。大会名は、「フェイジョアーダ大会」。フェイジョアーダというのは、肉と黒豆を煮込んだブラジルの国民食ともいえる郷土料理です。もちろん、お昼ご飯は、フェイジョアーダです。そして、うちのクラブの保護者たちが作るフェイジョアーダが格別においしいです。前日から仕込みをして、朝早くから協力して作ってくれます。本当に感謝です！みんなでソフトボールをして、桜のもとでおいしく食べる。毎年恒例の親睦会です。