JICA海外協力隊の世界日記

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最後のブラジル選手権大会!ブラジルの甲子園!

 12/3,4にロンドリーナという街で9,10歳のカテゴリーの最後の大会がありました。ブラジルでは、学校の始まりは2月で、12月が終わりです。日本とは季節が逆転するので、12、1月が夏休みです。なので、12月に最後の大きな大会がありました。今回は、17チームが参加しました。私の任期は3月までなので、実質的にこれが最後の公式戦になります。1年間やってきた集大成を見せる時です。どのチームも子供たちの技術力や体力、精神力をアップさせ、そこでぶつかるので、非常に緊張感の高まる良い瞬間です。

我がコーペルコチアは、ここまでの大会で優勝もしているので2番目でシード権があり、有利な組み合わせになりました。しかし、そう簡単にいかないところが野球で、また子供たちがやるので考えられない展開になります。1試合目は順当に勝ちましたが、2試合目は逆転したのにもかかわらず、再度引っくり返され、流れを引き寄せられず敗退。次の日も初戦で、負けてしまいました。相手チームの子供たちは、今までに見たことがないほどの集中力でいいプレーが続きました。試合の中で成長していきます。その時はコーチである大人もあまり声もかけず、集中して取り組めています。これが私は一番大切と思っています。優勝を狙っていただけに、残念な結果になり、反省や後悔もありますが、やっぱり野球は面白いです。この一年間、小さな子供たちの大きな成長と共に歩めたのは私の財産です。そして、みんな仲良しなのが一番です。

また、優勝したのはアチバイアというチームで、JICA青年ボランティアが監督をしているチームです。日本の野球を取り入れ、彼はうまくいかないこともたくさんありながら2年間コツコツと積み上げて、最高のチームを作り上げました。本当におめでとう!

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