JICA海外協力隊の世界日記

ゆったり、笑顔で、オブリガード!

16年も続く友好!飲んで、食べて、ちょっと試合して...

コーペルコチアクラブのアダルトの人たちは、年に2回交流試合をしているチームがあります。それは、ドイツ系の移民が多いホランジャ(Roraidia)という街のチームです。この辺りは昔コーヒー栽培で日本人も入植したそうです。距離は車で6時間ほど。お互いがサンパウロとホランジャを行き来します。日本で考えると、東京と大阪間で、年に2回も交流しているということです。この始まりは、コーペルコチアのある人がホランジャに住んでいたことがきっかけで、人も入れ替わっていく中で、よくここまで途切れることなく続けられたと言われていました。

笑いの絶えない2日間、みんなで集まって朝に60歳以上の人たちが2試合して、午後は若い人たちがやります。で、その後に、飲んで飲んで、食べて食べて…コーペルでは、刺身を振る舞います。サンパウロはブラジルで一番食材が集まってくるとこで、魚も多く、おいしい刺身が食べられます。一方、ホランジャでは、恒例の豚の丸焼き。朝から夜まで丸焼きにします。これが絶賛!パリパリの皮と油がたっぷりのお肉です。聞くところによると、耳と頬の辺りが特に美味しいです。

「先生も食べに行こう!ほんとに美味しいから」といつも笑顔で誘ってくれます。その中でも、日本を感じさせるほどの味付けだったのが「豚の酢味噌」あえ。こちらに来ていつも思うことですが、日系人がたくさんいるサンパウロ周辺では、日本的なものがいろいろ食べられるんですね。ブラジルは広いので暑い北の方ではそうはいきません。恵まれてます。最後に、みなさんが望んでいるように、この交流が20年、30年と続けられますように。

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