JICA海外協力隊の世界日記

イッペーの花咲く頃

中間報告会

 10月24・25・26日の3日間の日程で中間報告会・安全対策会議・在外研修報告会が行われました。JICAボランティアの派遣期間は原則2年間、今回は平成26年度に派遣されたボランティアと25年度延長、短期派遣ボランティアを対象に行われました。平成23年安倍首相来泊の際に発表されたJICAボランティア増員を受け、総勢100名となったブラジル日系社会ボランティア。職種も多岐に渡り、日本語教師、青少年活動、高齢者介護、料理、スポーツ文化など60名ボランティアが7分間の発表と質疑応答を行い、それぞれの活動報告、工夫や悩み今後の抱負を語りました。この中間報告はこれまでの活動を振り返り、報告することで客観的な意見交換を行うと共に、他のボランティアの活動を参考にして、残りの活動期間への新たな出発地点となる意味が込められているように思います。

 報告を前に発表準備をする中で、活動前半は不安ばかりで時を長く感じ、当初は気持ちに全く余裕がなかったことを思い返しました。2年目に入った後半は一日があっと云う間に終わってしまうくらい毎日が早く感じます。環境の違う中で、適応して行った自分の成長があったものと考えます。不安な時こそ、これまでの日本での経験を振り返り、見えてくるものを信じ前に進む・・・そんな時間を過ごしてきたように思います。限られた時間の中での発表は、大勢を前にしての焦りと緊張で、冒頭一瞬真っ白になりかけましたが、無事に何とか伝えることが出来ました。

 今回は5月に行われたボリビアBolivia在外研修の報告会(伝達)も行われました。同研修では、中南米の日系社会で活動するJICAボランティア、JICA職員、外部有識者がボリビア・サンタクルスに集まり、各国日系社会の現状や課題を共有し、各ボランティアのグットプラクティスについて学び、日系社会ボランティア事情の方向性について話し合いを行い、Nikkei V Santa Cruz Call to Action 議論要旨(行動計画)が作成されました。ブラジルからは11名が参加し、この研修で学び取り組んだ成果を報告しました。

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