JICA海外協力隊の世界日記

イッペーの花咲く頃

Arquitetura Brasileira           ブラジルの建築1

 昨年の9月から新館工事が開始したイペランジアホーム。ブラジルの建築を日々間近で目にして、自然災害の懸念が多い日本とは対照的に、地震がないので耐震対策不要、台風や豪雨災害の心配も要らない、至ってシンプルな建築様式で工事は進行中です。

 ブラジルの一般的な家屋は、まずコンクリートで4隅に鉄筋を入れた柱を造り、その間にレンガを垂直に重ねて壁を造る。壁が完成すると、梁を渡して瓦屋根をふく。地震のリスクがないのでレンガを垂直にさえ積んであれば、崩れる心配もなく、極めて簡素な建て方です。

 地震の恐ろしさを知る日本人としては、隣国のチリが日本と同様に地震大国だけに、本当にこの建て方で大丈夫なのか?・・・一抹の不安を覚えますが、ここはブラジル。そんな心配は無用のようです。

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