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　素敵なご姉妹に出会いました。お二人は愛知県出身の移民１世です。日本出発前の神戸で撮影した家族写真をもとに、それぞれの人生をお話しくださいました。赤ちゃんの時に移民船でご家族と一緒にブラジルへ渡り、双子の姉妹は幼少期からずっと仲良しで、苦労のなかにも励まし合い青春時代を過ごされ、結婚を機に別々の暮らしを歩み、長い年月が経ちました。現在は８５歳になられて、姉妹がかつてブラジル入国時にサントス港で過ごした「移民の家」現在はサントス厚生ホームに入居され、再び仲良し姉妹は一緒に暮らされておいでです。

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　日系社会ボランティアとしてブラジルに派遣され、幸いなことに移民された方々のお話しを聞く機会が多々あります。ご苦労は計り知れない中で、姉妹は自身の足跡を拒むことなく語られ、夫を看取った後に原点となるサントスで姉妹で一緒にいられることが、いかに幸せであるかをお話しくださいました。この出会いに感謝、お二人のやさしい笑顔が私の心に深く焼き付いています。