JICA海外協力隊の世界日記

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先住民のコミュニティでのワークショップ

先日、任地プーヨ郊外にある、先住民のコミュニティでワークショップを行いました。このワークショップは、今年3月にペルーで行われた、環境教育分野の在外研修の成果を任地で還元する事を目的に行いました。テーマは、エコツーリズム概論、インタープリテーション技法、インタープリテーションを利用したマーケティング論の3点です。

コミュニティは無電化地域にあるので、県庁から小型の発電機を持ち込み、ワークショップを行いました。今回のワークショップは同僚と2人で企画したので、最初のエコツーリズム概論を同僚が、後半の2つを私が担当する予定になっていまいした…。が、最初の2つのテーマを終えたところで発電機がガス欠となり、まさかの中止。事前に同僚にガソリンの量については確認しており、大丈夫ということだったのですが…。コミュニティの皆様、ごめんなさい…。ですが、初回の研修の3日後、再度ワークショップを開催し、無事最後のテーマを終えることができました。

ワークショップを終えてからの感想ですが、事前に考えた段取りや準備した原稿に沿ってのワークショップでは、現地の人々に興味を持ってもらい、かつ十分に理解してもらえるようなワークショップを行うことはできない、それを身をもって感じました。また、言葉の壁も大きく、同僚のサポートなしでは、正直厳しかったかなと思っています。今後、このワークショップでの反省を活かし、このコミュニティを継続支援しつつ、もっとよいワークショップが他のコミュニティでも出来る様、頑張りたいと思っています。

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