JICA海外協力隊の世界日記

ベリーズで柔道をメジャーにしたい!

ベリーズで柔道をメジャーにしたい!

はじめまして。2017年6月よりベリーズに派遣されている柔道隊員の石﨑匡晃です。

活動の目標はタイトル通り、「ベリーズで柔道をメジャーにしたい!」です。上の写真はいずれも活動の様子です。

これからこの世界日記では、活動を中心に、ベリーズの文化や生活についても紹介していきたいと思います。

ベリーズは人口30万人強で、メキシコ、グアテマラと国境を接しています。また、人口は少ないですが色々な民族が共生しています。メスティーソ(マヤ人とヨーロッパ人の混血)、クレオール(アフリカ系民族とヨーロッパ人の混血)、マヤ、ガリフナ(アフリカ系民族とカリブ現地人の混血;アフリカ系民族の歴史的経緯がクレオールとは異なる)、インディアン、メノナイト(欧州から移住して来たキリスト教メノナイト教派)、中国人などがいます。日本人はとても少ないです。

私はベリーズのベリーズシティというところに拠点を置いて活動しています。ベリーズシティはベリーズでも最大の都市ですが、人口は6万人程度なので、都市といっても日本の地方都市などと比べてもかなり小さいです。自転車で15分もあれば大体の場所には行けるんじゃないかと思います(治安上の立ち入り禁止区域を除く)。

この国に来て半年になりますが、柔道をやっている人を除くと、ベリーズでは「JUDOを教えている」と言って「JUDO」が何かを知っているベリーズ人にはまだ会ったことが無いと思います。そのくらいベリーズでは柔道の知名度がありません。2016年のリオ五輪には柔道からも1名オリンピックに出場した選手がいるのですが、それでも知名度はとても低いです(リオ五輪は、陸上2名、柔道1名がベリーズから出場した)。

それでも柔道人口はここ数年で増えていて、現在、ベリーズには柔道クラブが4つ、小学校などでのスクールプログラムが5つあります。活動を通して柔道人口を増やしたり、柔道のことを知っている人を増やしたいと思っています。

私の任期中には間に合わないかもしれませんが、いつかベリーズで柔道がメジャーになるように活動していこうと思います。

これから、活動の様子やベリーズの文化について随時更新していく予定ですので、よろしくお願い致します。

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