JICA海外協力隊の世界日記

お米日記 in アフリカの真珠

稲作シーズン到来

4月に入り、任地・チボガ県では本格的な雨季が始まりました。

3月中旬ごろから雨季が始まると言われていたので、例年よりも少し遅いスタートとなりました。

そして、雨季が始まると同時に、稲の播種のシーズンを迎えました!

活動的な農家さんは準備をしっかりと行ってくれ、雨季が始まると同時に播種を行うことができました。

そして、先週頃から播種を終えた稲が続々と発芽しています。

稲が綺麗に発芽しているのを見ると、私も嬉しくなります。

また、稲作の知名度向上と種子増産の為に造成した2か所の「展示圃場」も無事発芽しました。

1か所は、配属先であるチボガ県庁生産局、そしてもう一か所はチボガ県内にある非営利団体の敷地内に造成しました。

播種の際には、配属先や、非営利団体のスタッフが手伝ってくれ、あっという間に終わってしました。現地語で作ったチラシをたてて、少しでも多くの人の目に留まってくれれば良いなと思います。

前期に造成した展示圃場は失敗に終わったので、今季は何としても成功させて見せたいと思います。

今季は多くの農家に種子を配布し、雨季が始まるのを心待ちにしていました。

しかし、今季は前回の雨季よりも、期間が短く、陸稲にとっては少し難しいシーズンらしいです。その上、雨季の開始が遅れたために半分近くの農家さんが今季の栽培を断念してしました。

結果、今季は早くから準備を進めてくれた農家と、湿地で栽培する農家を中心に巡回していくことになりそうです。

栽培を断念した農家は、「来季挑戦する」と言っているので来季に期待したいと思います。

立派な稲が育つように、収穫時期まで雨季が続いて欲しいなと思います。

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