JICA海外協力隊の世界日記

マーシャルって!?

Education week

遅くなってしまいましたが、2月に1週間、education weekという週がありました。そこでは教育に関する様々なイベントが開かれました。月曜日、オープニングセレモニーがあり、午後にはNGOなどによる展示やゲームなどが開催されました。火曜日はサイエンスフェア。各学校で日本の理科研究のように事前に様々なテーマについて調べます。そして大きなボードなどにまとめておきます。そしてこの日、準備してきたものを発表しました。火山、気候変動、肝炎についてなど、工夫してとてもよくまとめられていたようです。火曜から木曜の3日間、マーシャル語のスペルがきちんと書けるかの競争が行われました。各学年から代表者が出て競い合っていました。順番にそれぞれの学校に問題が出されます。まず読み上げられた単語を聞いてそのスペルを書く、そしてマイクを使って読む。正解していたら席に残り次の順番が来るまで待つ。最後まで勝ち残った人が優勝。とても緊張感のある中で続いていました。

そして木曜日、教育省の算数担当、小学校の校長、ミドルスクール(中学校)の算数担当の教員、私たちボランティアが協力して計算の競技会が行われました。学校で各学年2人ずつ代表者が選ばれます。幼稚園のKinderからミドルスクールの8年生までが出場しました。その代表者がこの日みんなの前で競い合いました。60問くらいの問題を4分から5分で解きます。幼稚園の問題は絵を見て数を数えたり、number bonds(さくらんぼ計算)、図形のマッチングなどがあります。1年生は、たし算、引き算、number bonds 、図形のマッチングなどです。2年生は、計算と図形、ブロックをみていくつを表しているのかを書く問題がありました。3年生は、分数、図形、計算の問題です。4年生は整数の計算、分数の計算、面積の問題などがありました。5年生になると計算問題も位が増え、面積の問題も複雑な図形などが出ています。6年生の問題は計算問題もさらに難しくなり、面積では三角形の問題があります。

たくさんの人が見ている中で、集中して計算するというのはとても難しいようで子どもたちも緊張していました。この日まで頑張って練習を重ねてきた成果をだせた子も、出せなかった子もいましたが、他の学校の様子なども見られて刺激を受けているようでした。

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