JICA海外協力隊の世界日記

マーシャルって!?

はじめまして

 初めまして。27年度3次隊でマーシャル諸島に来ています加持智子です。公立の小学校で算数の授業のお手伝いをしています。マーシャルという国を聞いたことがありますか?私は青年海外協力隊に応募するまで実は知りませんでした。

そして、1つだけ知っていることを見つけました。

“ビキニ諸島”です。アメリカが水爆の実験をしたところ。日本の漁船がその実験に巻き込まれたということだけを知っていました。しかし、来てみると日本と古くからつながりがある国だということがわかりました。日本に興味があり日本語を話す人がいること、そして日本に昔からある名前を持つ人々がたくさんいることも知りました。おじいさんやおばあさんが日本人だったという人もたくさんいます。

このようなつながりのあるマーシャル諸島共和国をこれからもっと紹介していきたいと思います。

まず第1回目は9月にあったマニットデーについて紹介したいと思います。

9月の最後の1週間はマニットウィークとして学校でマーシャルの文化を学ぶ時間がありました。地域の方や保護者の方にお手伝いをしてもらいヤシの木の葉っぱでお皿やかご、音がなるおもちゃ、風車などを作っていました。

マーシャルの伝統的な料理を自分たちで作って食べる授業もありました。保護者の協力のもとココナッツを削って料理したり、高学年の子どもたちは魚をさばいたりしていました。どの子も調理に慣れていてとても驚きました。校長先生に聞くと、低学年の頃から毎年やっているから子どもたちもわかっているのだと教えてくれました。そして、最後は自分たちの作ったお皿に乗せて料理を食べる!マーシャルにもいろいろな文化が入ってきているので生活も少しずつ変わってきているようです。自分たちの文化を家庭だけでなく学校で学ぶということも大切なんだなと改めて感じました。

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